モロッコのタジン料理には、いろんな種類があります。
ここ1年くらいは、魚のタジンをよくつくるようになりました。
中でも好きなのが、イワシのケフタのタジン。
ケフタというのはミートボールのことで、お肉や魚のミンチ料理を指すようです。
トルコだとキョフテというみたいですね。
イワシのケフタのポイントは、
トマトソースで煮込むこと
スパイス&ハーブをしっかり効かせる
この二つかなと。
青魚の独特の魚臭さをうまみに変換するために、トマト酸味+スパイスとハーブの香りをうまく使います。
で、昨日はイワシをまるごと買ってきて、手開きにしました。
いつもならフライ用で売っているイワシの開きを買うんだけど、せっかく時間もある。
今年は海の幸と仲良くなるのがテーマでもある。
この一年でイワシの手開きをマスターしよう!と思い、久しぶりに丸ごと買ってみました。
解体中は写真が撮れませんでしたが、調理後こうなりました。
はい、イワシのつみれの味噌汁です。
タジンにしようと思ったけど、なんか今日はケフタじゃなくて、つみれの気分かなと。
イワシを手開きして、ミンチにするところくらいまで、どっちにしようか迷ってたけど
生姜や大葉もあったからたっぷり入れて。
酸味は味噌ですね。
翌日、余ったタネでイワシのつくねバーグ。
トマトとピーマンで、密かにモロッコとのリンクさせてます笑。
今日のスパイス。
パクチーたっぷり卵スープにかけて。
梅がトマトやレモンと同じ役割なんだね。
うーん、合う!
イワシって旬があるけど、けっこう年中売られているのでいつでも食べられるのがうれしい。
これからますますおいしくなる季節。
手開きをマスターして、ケフタやつみれをまた作ろう。