土曜の朝は、フムス作りから。



夜のごはん会に持っていく用に、多めに作りました。

手前は味見用に、お昼に食べる分。

ひよこ豆は缶詰ではなく、乾燥豆を水で戻してから茹でる派です。

手間がかかるけど、楽しい作業でもあります。



ひよこ豆の茹で方は、今まで色々試してきました。

圧力鍋を使うと早く煮ることができますが、意外と盲点なのが、煮過ぎてしまうことあせる

今回は一晩浸水させた豆1カップを、圧力鍋の高圧で9分強加熱。

その後自然放置して、ところどころ皮が自然にとれてきはじめてきたかな〜というくらいの、ほどよい柔らかさに火が通りました。

フムスにするには、ミキサーやフードプロセッサーで撹拌するから、できるだけ柔らかく煮た方がよさそうですが

あまりに柔らかくしすぎると豆が潰れてしまい、おいしい出汁も煮汁に出てしまうので、もったいないビックリマーク

芯まで火が通りつつ、煮崩れはさせずに形を保っているくらいまで煮るのがポイントかなと思います。

フムス以外の料理を作るときも、この柔らかさが使いやすい。

豆が煮えたら、皮をむいていきます。

地味な作業ですが、これをすることで、より滑らかな食感のフムスができます。

皮にも栄養があるので、しっかり撹拌できるパワフルなフードプロセッサーがあれば、皮付きのままでも。

ちなみに、フムス以外のものを使うときは、わたしは皮はむきません。



イスラエルやヨルダンでは、食事をすると必ず出てくるフムス。どこに行ってもこのお皿に盛りつけられる。

フムスに使われるひよこ豆は、良質のタンパク質で栄養価もとても高い食材。

ただし、食べ過ぎるとヴァータ(風の質)を増やしすぎ、お腹にガスが溜まりやすくなることも。

潤いを与えるセサミ(タヒニ)や、駆風作用のあるスパイスのクミンと合わせることで、バランスがとれている。

そしてニンニクとレモンで、ビタミン補給と抗酸化作用もバッチリ。

フムスはすごいビックリマーク

で、この組み合わせを考えた人はすごいな〜っていつも思います。








持ち寄りパーティーの会場では、キッチンが使えたので、ギリシャ風ムサカも作りました。

近所のスーパーで、挽肉と玉ねぎ、トマト缶なとを買ってきて、スパイスやオリーブオイルは持参したものを。

はじめて使うキッチンは、ものの居場所などわからなくていつも以上に調理に時間がかかりますが、旅先でごはんを作っているようなワクワク感があります。

(ゲストハウスのキッチンだから、というのもあるかも)




夜中11時、ようやく完成。

もはや夜食(笑)

食べ盛り働き盛りの若者たちには、このくらいのボリュームがちょうどいいはず。

おいしく食べてもらえたかな〜照れ