メリークリスマス
イブの我が家のディナーは、こうなりました。
牛肉とプルーンのタジン。
現地では仕上げにゆで卵やオリーブをのせるのですが、今日は思いつきでオレンジを仕上げに加えてみました。
こないだギリシャのクリスマス料理を習ったときに、豚肉とオレンジを一緒に焼くお料理があったので、それを思い出して試してみたら、これが大正解
お肉とプルーンのコクとうま味に、さわやかな甘みと酸味が加わって、一気にホリデーメニューっぽくなりました
イスラム教徒が9割を占めるモロッコでは、もちろんクリスマスはお祝いしませんが、このタジンは結婚式などのお祝い事の定番メニュー。
我が家で作ったのも、今年に入って2回目。
他のタジンに比べて結構手間がかかるので、気軽に作ろう♪という気にはならないのです(笑)
スパイスでマリネした牛肉をタジンで煮込んでいる間に、別の小鍋でプルーンを茹でてソースをつくり、フライパンで仕上げに散らすアーモンドを茹でて皮をむき、さらに油で揚げ焼きするという。。
モロッコ料理ってシンプルな調理法のものが多いですが、時々こういう手の込んだメニューがあったりするんですよね。
でも、ある工程の最中に他の調理が同時進行できるので、気持ち的に焦ったりすることがないところは、さすがスロークッキングなモロッコごはんだなぁと感心してしまいます。
フェズのお母さんにこのお料理を習ったときの様子は、こちら。
(この時はタジン鍋を使わず圧力鍋を使ったので、タジン料理とは呼びませんでした。タジンを使ってつくる煮込み料理=タジン料理なので)
これが今年ラストのモロッコごはんになるのか?
定番のレモンチキンも、クスクスも、もう一回作りたいなぁ~