出がけにバタバタして、アクセサリーをポケットに突っ込んで家を出る。


電車に間に合い、さてつけようかとピアスとネックレスを取り出して、はたと思い出す。




ラマダン中は肌の露出を控え、節度のある保守的な服装を心がけるべきなのだった。


自分の服装は(ここ日本では)決して異性を挑発するような格好ではないと思うけれど


よく見たら膝下〜足首も、首回りも腕も、見事むき出しであることに気づく。





むーーーん。


アクセサリーだけでもつけるのをやめてみようか、と思う。


でも、シンプルな無地のリネンシャツにアクセなしでは、社会人女性として、貧相かつだらしなく見えてしまわないだろうか?


これから打ち合わせをする彼女とは、会うのはまだ2度目だ。


知り合って間もない相手だからこそ、尚更そう考えてしまう。


いや、それは自意識過剰というものじゃないだろうか。


自分が思っているほど人は見た目に注目していないかもしれない。


そもそも、見た目で判断してくる人は、その程度の人かもしれないし。。




.......真顔真顔真顔






結局、ピアスだけはつけることにした。


いつだってアクセサリーは好きなものをつけるけど


意外にも、相手や周りにどう見られるか?を考えて


装いを選んでいる自分がいることに、気づいた日。


【相手によく見られたい】という自分の欲に、気づいた日。