週末は行徳文化ホールにて、市川国際村インターナショナルデイのイベントがありました。


市川市に住む世界各国の皆さんの伝統文化や音楽、踊りが楽しめるイベントです。

 
ランチで販売したプレートは、西アフリカ、タイ、韓国、ペルー、スリランカの代表料理が一度に楽しめるスペシャルな一皿。
 
宝石緑西アフリカ(シエラレオネの方が作ってくれました)
豆のスパイス炒め
揚げバナナ
 
宝石赤タイ
揚げ春巻き
 
宝石ブルー韓国
チヂミ
海苔の佃煮
干しイカの甘辛炒め
 
宝石紫ペルー
チチャモラーダ(紫芋のゼリー)
 
宝石緑スリランカ
チキンカリー&ライス
 
 
当日は、調理のお手伝いで朝から公民館の調理室にチェックイン。
 
スリランカのチャンパーさんの指導のもと、チキンカリー250食分を仕込みました。
 
制限時間は1時間半。
 
まずは大量の玉ねぎを粗みじん切りにして、油でじっくりと炒めます。
 
その間に、鶏肉ににんにく、しょうが、ハーブ、スパイスで下味をつけます。
 
隠し味(?)に、日本の醤油を使っていて驚きキョロキョロ
 
 
 
鶏肉を加えてだいたい火が通ったら、トマト缶を加えて煮込みます。
 
こうして書くと、材料も手順もすごくシンプルなのだけど
 
250食分となると、そう簡単にはいかないのです!!
 
まず、玉ねぎや鶏肉を切るのにけっこうな時間がかかる。
 
もちろん何人かで手分けして行うわけですが。
 
玉ねぎ担当だったのですが、切っても切っても終わらない笑い泣き
 
大きな鍋5つを使って、やっと調理開始。
 
玉ねぎを炒め始めるも、なかなかきつね色にならない。
 
当たり前だけど、普段2人分で作っているときの倍以上時間がかかる。
 
一つ一つの工程の途中で、チャンパさんを呼んで様子をチェックしてもらう。
 
ニンニクと生姜を入れるタイミング
ハーブを入れるタイミング
鶏肉を入れるタイミング
トマト缶を入れるタイミング
最後の味の調整
 
とくに最後の味の調整が難しい。
 
塩かげん、辛さをチェックするため、チャンパーさんと何度も味見。
辛くなりすぎてしまってトマト缶を足したけど、まだ辛い。
というか、現地のスタンダードではOKなんだけど、日本人には辛すぎるってことで調整。
トマト缶に加え、最後は砂糖も投入。(たぶん本来のレシピには入っていない材料爆  笑
 
実は、味見ってけっこう苦手なんです。
何度もやってるうちに、わけがわからなくなるから(笑)
なので、普段は滅多に味見しません。(一応、アーユルヴェディック)
 
なんとか時間内に間に合い、無事にサーブできました。
 
 
 
すべて手作り。
いや~かなり贅沢なプレートだと思います。
 
とくに西アフリカやペルーの料理は、なかなか食べれる機会がないと思うので、すごく貴重かも。
 
皆さん、一つ一つのお料理の説明を、珍しそうに聞いていらっしゃいました。
 
食べ終わった方が何人か戻ってきて
 
「カレー、辛かったけどすっごくおいしかったです!」
「おかわりしたいくらい」
「どこでお店やってるんですか?」
 
(残念ながらチャンパーさんは現在ご自分のお店は持っていないのですが)
 
なんて言ってくださいましたチョキ
 
こんな風に言ってもらえると、早起きして自転車で川を越えてはるばるやってきて(おーげさ)作ってよかったなぁと思っちゃいます。
 
私もまかないでこのカレーをいただきましたが、なかなか辛い!
日本の中辛~辛口レベル?
でもサーっと通り抜ける辛さなんですよね、スリランカのカレーって。
でも、スパイスと薬味と香り、野菜と鶏肉のうま味がたっぷりで、すごくおいしかったです。
自分でも作ってみよう音譜
 
こうしたイベントでも、大量においしく作れるようになりたいなぁ。