Happy Valentine's Day
うちの相方は、ギリシャ神話モノを愛する人です。
映画とかゲームとか、ポセイドンとかミノタウルスとかが出てくるような、ストーリー仕立てのものに弱い。
そんな憧れの地ギリシャにいつか行ってみたいという彼に、少しでも現地の風を感じてもらえたら。
ということで、本日バレンタインデーのメイン献立に、ギリシャ風ムサカと、タコのミートボールをつくりました。
ポセイドンがムサカを食べていたかどうかは、さておき。。
わたし自身は、遠い昔にギリシャに行ったことはあるけど、残念ながら食べものも含めあまり印象が残っていない。。
そんなわけで、レシピ本を見ただけの、正解がわからないものへの挑戦。(妄想ごはんとも言いますね)
そういえば、最近はこういうことやってなかったなぁ。
どちらかというと「答えあわせ」の感覚で料理を作ることが、多い気がする。
レシピ本で材料をひとつひとつ確認して、リストをもとに食材を買って。
キッチンの限られたスペースで、正解がわからないものに挑む。
たぶん1日の中で一番、脳みそと五感がフル活動する時間。
作り慣れたものや、ある程度完成形が自分の中にあるものを作るときとは、明らかに違う感覚、集中力。
こうして未知のものに向かう感覚は、旅している時の感覚とも似ているかもしれない。
出来上がったときの達成感たるや!
おいしい!とモリモリ頬張ってくれるのを見ると、やってよかった〜と思う。
料理は作ることそのものが楽しくて好き。
だけど、その先に食べてくれる人の喜ぶ顔があることが、なによりのモチベーションになっているなぁと、改めて思う。
異国料理を作るときはつい、「本場の味」を追求したくなってしまうけど
一番大事なことは、食べる人のこころとからだがハッピーになり、満たされること。
そしてつくる人が、楽しくしあわせな気持ちでつくること。
それが大正解であり、大成功。
本場のムサカや、タコのミートボールの味はわからないけど
楽しく料理して、さらに相方にも喜んでもらえたから、花マル
そうそう、チョコもあげました。
思わずジャケ買いしてしまった、こちら。
デパ地下とか行く余裕がなくて、ウケ狙いも兼ねてこれにしたけど、本人ウイスキー好きなので気に入ったみたい。
![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/050.png)
いつもなんでも(ほとんど)おいしく食べてくれる人がいることに、感謝。
これからも懲りずに、わたしの気まぐれごはんを楽しんでもらえたら、うれしきことかぎりなしです