銀行の窓口で用事を済ませるためには、まず整理券をもらうところから。
なのは、ここでも日本と同じ。
なんだけど、その待ち時間が半端じゃない。
なぜなら、この町にある郵便局は、たった一つ。
ティネリールや近隣の村に住む人々はみんな、物を送ったり贈ったりするために、ここへ来る。
この日は、友人が、アガディールにいる友人にお金を送るという。
順番を待つ間どうするのかと聞いたらば、
「よし、向かいの通りのカフェに入って待とう。時々僕が郵便局に戻って、状況を確認しにいくよ」という。
まじか
従業員の昼休憩を挟めば、プラス1時間はかかる。
でも、今日は昼休憩があるのかどうかわからないんだも。
おおお。。
まぁ日本ではあり得ない時間の過ごし方だけど、幸い待つのは嫌いじゃない。
ポカポカ陽気のもと、オープンカフェでミントティー飲みつつ、行き交う人を眺めながら、待つ。
終わりの見えない待ち時間を少しでも埋めようと、半ば強引に日本文化を紹介しはじめてみた。
子どもの頃、家族で外食に行ったときの記憶が蘇る。
食事が出てくるのを待つ間、よく折り紙で遊んでたっけ。
にしてもノルディン、折り紙センスあるなぁ