山に囲まれたシャウエンの朝は、かなり冷え込みます。
日本なら、アツアツのお味噌汁が飲みたくなる寒さです。
モロッコでは主食がパンなので、サラサラのお味噌汁より、もう少し油分のあるこってりスープが飲みたくなります。
そんなモロッコでわたしがハマったスープがこちら。
乾燥そら豆をじっくり煮込み、ポタージュ状にしたトロミのあるスープ、ビサラです。
シャウエンの人たちは、バイサラと呼んでいました。
モロッコ全土で、特に冬の時期によく食べられるそうです。
豆好きのわたしは、このビサラがとても気に入ってしまい!
今回モロッコ滞在中に色々な場所で、計4回食べました。
お店や地域によって、味や食感が違ったりして、食べ比べるのも楽しかった。
一番おいしかったのは、朝のシャウエンの食堂で初めて食べたビサラでした。
豆のざらりとした粒感がほんのり残っていて食べ応えがあり、ニンニクとスパイスの風味バランスが絶妙!
仕上げにかけたオリーブオイルも、美味しかった。
あとでカサブランカ在住のモロッコ人に聞いたら、ビサラは特に北部の名物スープ、と言っていました。
寒い朝に出来立てを外で食べた、というシチュエーションも、おいしさのポイントかも。
スプーンですくってそのまま飲んだり、パンをディップしたり。
テーブルには塩と辛いパプリカが置いてあり、好みでふりかけます。
朝9時過ぎの食堂。
外の小さな長テーブルには、1人また1人とお客さんが増え、いつのまにか満席に。
伝統服ジュラバをきたおっちゃんたちに混じって、フゥフゥしながらビサラを飲みました。
女性1人でモロッコを旅していると、現地の人(10人中9人は男性)に話しかけられることは、とても多い。
日本人?中国人?
コンニチワ、アリガトー
などのお決まりのフレーズに始まり、
いくつ?結婚してるの?子どもは?
というこれまた常套質問に続きます。
話しかけられなくても、チラチラ見られることも。
シャウエンは観光客が多い街だけど、地元の人はあまり観光客に興味がない人が多い印象。
でも、それが心地よかったりもします。
ビサラを食べ終わったおっちゃんたちが、食後にミントティーを飲んでいるのを見て、思わず自分も追加で頼む(笑)
大きめのグラスにミントもたっぷり。
あったかいスープとお茶で始まる朝、幸せです



