こんにちは。

旅するスパイスごはん研究家beojasです。

 

昨日のおうちごはんでも、レンズ豆のスープ。

おいしくてヘルシーで簡単なので、週3回以上は、作ってます最近キスマーク

 

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去年の夏にある異文化交流プログラムに関わるようになったことがきっかけで、

「日本に住外国人のサポートがしたい」と、思うようになり、色々な活動を始めるようになりました。

 

で、最近よく言われるのが、「なんかすごいことやってるね~」ということ。

 
以前の私をよく知っていた人たちからは、私の活動の変化に、驚いたという人も少なくないようです。
 
それもそのはず。
 

実は、それまでは全く、この分野に興味がなかったのです。

 

いわゆる「国際交流」とか、

 

異文化交流」とか。

 

 

海外旅行は大好きだし、それもツアーや観光より、ローカルな旅が好き。

市場に行って、そこで出会った人の家にお邪魔して、一緒にごはんを作って食べる。

たった数時間一緒に過ごしただけなのに、別れるときは涙がちょちょぎれそうになる。

 

なんて、ウル〇ン滞在記ばりの体験を何度もしてきた割には。

 

割には、ですよ。

 

日本での外国人との交流、というものには、ほとんど興味がなかったんです。

 

あまり深く考えたことさえもなかったけど、外国人の友達とよく遊んでいる友人の話を聞いたりすると

 

自分はそっちじゃないなーって感覚があったんです。

(他に関心度が高いものがあった、ということもあると思います)

 

 

でも、あることがきっかけで、目覚めてしまったんですね。

 

「もっともっと、日本にいる外国人と関わりたい」

 

「彼らのサポートがしたい」

 

「彼らがもっと住み心地のよい社会になるお手伝いがしたい」

 

そう思って、地域の国際交流協会を見つけて参加したり、

国際ボランティア活動に参加したりをしてきました。

 

そのきっかけについては、いつかまた詳しく書いてみたいと思います。

 

 

 

いくつかの活動を経て、思ったこと。

 

それは、「サポートしたい・手伝いたい」ということよりも、

 

というより、「楽しいからやりたい」という動機が、大きいのだということ。

 

活動のほとんどがボランティアで、自分で参加費や交通費を払うこともあります。

 

それでも時間を作って、「やりたい」と思えるのは、単純に楽しいから。

 

そして、彼らと関わることで、自分の知らなかった考え方や、価値観に出会えたり

日本のよいところ・問題点に気づかせてもらえる。

 

だから、「外国人サポート・支援」なんて言いつつ、

助けてもらっているのは、実はこっちなのかもしれない。。

 

「ミイラ取りがミイラになる」という表現を思い出す。

 

そして、

 

「ミイラになるのもなかなか悪くない」

 

と思うのです。

 

 

 

最近観た映画『はじめてのおもてなし』でもまさに、こういう描写があって。

 

難民である青年を、ドイツ人ファミリーが助けているはずなのに、

 

いつの間にか、立場が逆転している笑い泣き

 

彼が来てくれたことによって、家族の様々な問題が浮き彫りになり

 

そして自然と、いい方向に向かう。

 

トラブルメーカーと思われた人が、実はハッピーを運んでくれる人だった。

 

観ていて、

 

「ああ~そうなんだよね、わかる!!

 

という感覚がすごくあって、愉快痛快でした。

 

 

 

「誰かが何かを変えてくれる」というのではなくて、

 

「誰かとの関わりを通して、自分が何かに気づき、意識が変わり、行動する」

 

そういう化学反応が起こる人間関係って、いいなぁと思います。

 

喜んでミイラになれるおめでた思考、これからも持ち続けたいです。