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ドイツにおける難民の受入れ×家族問題という
なかなか壮大で根深いな2大テーマを、
ハートフルなコメディタッチで
軽やかに描いている作品。
笑って、じ~んとして、最後にはほっこりハッピーな気持ちになりました
タリク役の俳優さん(チュニジア×オーストリアのハーフでミュンヘン生まれ!)が素敵だった
以下、あらすじと感想です。(ネタバレしない程度)
舞台は、ミュンヘンの、いやドイツの、ともすれば世界のどこにでもありそうな、小リッチなファミリー・ハートマン家。
お母さんの独断と偏見で「我が家に難民を受け入れる」ことになるところから、物語が始まります。
家族メンバーや近隣住人の「難民」に対するイメージや考え方は、十人十色。
で、それらもちょっとした出来事で、ペロリと覆されちゃったりして。
そんな彼らの等身大の反応が、なかなかリアルなんです。
不器用で、危うくて、人間的で、愛らしい。
誰もがみんな、幸せになりたくて、一生懸命で。
観る人はきっと、いつのまにか、それぞれの登場人物に自分や身近な人を重ねてしまうんじゃないかな。
難民問題に限らず、世界にあるいろんな問題を知って
「なんとか解決したい」と思うと、みんな妙に小難しく考えてしまう。
実際、完璧な答えは簡単には出ないし、何が正しいのかもわからなくなってくる。
そんな時、ひとつ肩の力を抜いて
目の前で起きていることを
「まずは楽しむ、面白がる、笑い飛ばしてみる」。
そんな気持ちのゆとりと遊び心が、あってもいいんじゃない?と、思いました。
楽しんでいたら、いつの間にか「問題も問題と捉えなくなっている」かもしれない。
ただのスーパー楽観主義 のようだけど
でも、本気でそんな気さえしてくるのです。
来るもの拒まず、流れに乗って。
あとは
どーんと構える
そんなドイツらしい(わたしが感じる)、大らかさを感じました🇩🇪
千葉や神奈川では、今週末以降に上映開始のところもあるみたいです。
是非チェックしてみてください
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