今日は、とても貴重なお話を聞いてきました。

フォトジャーナリストの、久保田弘信さん。

 

久保田さんのHPはこちら:http://photokubota.web.fc2.com/index.html

 

イラク戦争、アフガン戦争、シリア内戦など中東の情勢を撮り続けていらっしゃるそうです。

 

戦場ジャーナリストや戦場カメラマンといえば、

テレビにもよく出演している渡部陽一さんが有名ですが

 

その渡部さんは、もともと久保田さんの会社で働いていたそうで、

日本で一番はじめに彼のモノマネをしたのは、久保田さんなのだとか。

 

 
 
 
 
 

そんな久保田さんによる、本日の講演タイトルは『日本で報道されない中東の現状』。

 

まさにタイトルそのままに、テレビや一般メディアでは報道されない、

戦禍の人々の暮らしや生き様、問題点などについて、

写真だけでなく実際の映像も交えて紹介してくださいました。

 

 
 
 

あなたは、『戦争』と聞いて、どんなことをイメージしますか?

 

おそらく、多くの人が、

 

激しい銃撃戦や、難民キャンプでの貧しく苦しい生活風景、

戦争で家族を亡くしてうな垂れる人々、

こういった絵が脳裏に描かれるのではないかと思います。

 

人々の顔には笑顔がなく、怒りや憎しみ、悲しみに打ちひしがれた表情をしている。

 

でも、久保田さんの映像や写真には、現地の人々のいくつもの笑顔が写っていました。

 

特に驚いたのは、まさに前線で攻撃に参加する兵士たち。

 

敵と戦う直前に、サンドイッチか何かを頬張っている兵士たちの写真がありました。

 

「戦う時にもお腹は空くんだなぁ」

 

なにを呑気なことを、、、

 

と思われるかもしれませんが、あの写真の中に写る、兵士たちを見ると

 

ただただ、そう感じるのでした。

 

なにをするにも、食べる、という行為を通して、生命活動を維持する必要がある。

 

きっと、同じ頃、彼らの敵軍もまた、

 

同じように、サンドイッチを頬張っていたのかもしれない。

 

 
 
 

 

前線での、兵士たちの長蛇の列の写真もありました。

 

これは一体何のために並んでいるんだろう?と思ったら

 

なんと、久保田さんと一緒に写真を撮ってほしい!という人の順番待ちの列!!ポーン

 

久保田さんとツーショット写真を撮れた彼らの満面の笑顔。

 

いつ敵に撃たれてもおかしくない状況下なのに、その一瞬一瞬をも、大切に生きている。

 

そんな風な、前向きな姿勢を感じました。

 

もちろん、戦争は反対だし、1日でも早く彼らの祖国に平和が訪れることを祈るばかりです。

 

でも、渦中にいる人々の暮らしや思考や感情は、私たちと180かけ離れたものでは決してなく

 

彼らもまた同じ人間で、

 

食べて笑っていることもあるんだと、知りました。

 

 
 
 

久保田さんは言いました。

 

 

「誰かが情報を持ってこないと、支援もできない。
何が必要で、自分たちにできることが何かがわからなければ、支援はできない」
 

 

「日本は、食べ物だけでなく、ニュースも輸入に頼っている。

 

日本人目線で支援をするには、その国目線での取材が必要。
だから自分は取材を続ける。」
 
 
 
ものごとをいろいろな角度から見る視点、
 
たしかな情報に触れられる機会を、
 
意識的に持ちたいと思いました。