最近よく両親の思い出が
頭をよぎる。
思い出さない日は無いのだけれど。
何もしない時間が多いと余計に。
父の最期の姿……
母の最期の姿……
その記憶が薄れる事は
無いのは分かっている。
母の最期間際に声をかけた時に
母は目を開く事は無かったけど
閉じた瞼に涙がいっぱい溜まってた。
だからきっと俺の声と言葉は
届いていたと思う。
父には最期の言葉も
何もなかったな突然すぎて。
時が経ってもキツいままだね。
名前だって呼べないのに
面会に行く度に
母が俺の手を握って
「幸せになって」
と言ってたのを思い出しちゃったら、
涙溢れちゃってさ。
きっと本能で言ってたんだろうなぁ。
今月、父の誕生日に
また検査で病院に行くって
何か巡り合わせかなと
勝手に思ってしまう。
何でもなくないのは
分かってるからいいんだけど。
心配する人いる訳じゃねぇから
気にするの止めよう。