正論講演会で金美齢氏が5年半ぶりに「二つの祖国-日本と台湾」と題し講演


 仙台「正論」懇話会が5年半ぶりに評論家の金美齢氏を招いた第25回講演会は15日、会場のホテルメトロポリタン仙台に約100人が詰めかける盛況となった。
参加者は歯に衣着せぬ明快でぶれない講演に、時にはうなずきながら熱心に聞き入った。

 台湾出身で平成21年に日本国籍を取得した金氏は、台湾の状況について「(来年1月の総統選で)馬英九氏が引き続き政権を取れば、間違いなく中国の一部になる」との見通しを示し、日本人として台湾を助けることの重要性を説いた。
さらに「台湾がもし中国の一部になったら、台湾海峡は中国の内海になり、日本は完全にシーレーン(海上交通路)を失う。向こうの解釈で、かつて朝貢した属国は中国の一部でおかしくないとなると、間違いなく次は沖縄が狙われると指摘した。

 尖閣諸島については「今の私だったら文句なく日本の領土だと言います」と述べた。

 東日本大震災を国難と位置づける金氏は、日本の再興に何が必要なのかに力点を置いて講演した。
この中で台湾からの義援金200億円を取り上げた。
「わたしは過去50年の日台の歴史を肯定していると言い続けてきた。2300万人で200億円の義援金。中国は3億円。今回これが証明された」とした。

 「日本人はかわいそう、かわいそうのお涙ちょうだいが大好き」。
50年以上日本で暮らしても「日本人で美徳とされる謙虚さは一向に身に付かなかった」として、謙虚さが事なかれ主義を招く危険を懸念。
「みんな良い人になりたがる。みんな口をつぐんでしまう。これでは教育が成り立たない」と指摘した。

 福岡の名門校が来年の修学旅行先を被災地に決めたことに保護者が反対したことを取り上げ、「愕(がく)然(ぜん)となった。(反対する保護者は)被災地は見せ物ではないと言うが、テレビで見ているじゃないの。こんなエゴイスティックな人間が増えてどうするのか」と嘆き、自虐史観の排除を含む「教育をやり直さないといけない」と結論付けた。

 参加者からは「日本は中国より台湾と仲良くした方が良い。自虐的な歴史教育を直していかなければならない」(医師、菊地徹さん)、「日本人は矜(きょう)持(じ)を持って考えなければならない。日本は中国の弱い者いじめに加担してはいけない」(会社会長、桃野幸男さん)などの感想が聞かれた。 




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msn産経ニュースより
以下の2記事を合成

http://sankei.jp.msn.com/region/news/110915/myg11091521070003-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/etc/news/110915/etc11091522360001-n1.htm