サッパリと畳の書斎 & テロ前NYのWTC「自由の女神」&「鼠草紙」 | KISHO director's blog

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人生のほとんどを広告マンとしての「食」に特化して考えてきた。愛食家として、これからは新しい観点で日本の「食」を考えていきたい。
もう一つ、人生とクラブライフ「ゴルフ」だ、太平洋クラブと富士カントリークラブの日常、箱根御殿場ライフを綴る。

 
私の書斎で和室、ヒロ山形の「自由の女神」今は無くなってしまったNY WTCがまだ描かれた時代・・・今では手に入らない名品です。

「自由の女神」前の低い棚を片づけて、畳面が広くなった・・・寝る前のストレッチもここ。
 
                    ・・・・・
 
江戸物とはすっかりご無沙汰だったが、久々の佐伯の新作痛快江戸物、酔いどれもの仄々感が魅力。

小籐次一家三人は、老中青山忠裕の国許であり駿太郎の実母・小出お英の故郷でもある丹波篠山へと旅立つ。
 
駿太郎はお英の墓に参り、実父の須藤平八郎の足跡をたどって亡き両親への想いを募らせるが、同時に養父母である小籐次とおりょうとの絆を盤石なものとした。
 
しかしその小籐次一行を、お英の実兄・雪之丞が付け狙っていた・・・佐伯本、作品の殆どが文学と云うよりも完全無欠の娯楽版、時間の空白を無邪気に埋めてくれます。
 
寒い日、畳の感触で読書三昧。
ヒロ山形「自由の女神」イイ。