他人のことは他人ごと
D 他人のことは他人ごと
Dの代田さんは、明るくて人気者です。よく話題を提供して皆の中心にいることが多いです。チームで仕事しているときは、チーム全体の雰囲気を一番気にしています。雰囲気を乱す哀川さんのようなスタッフはあまり好きでありません。ただ三島さんがダメ出しをしているのを見ると、逆に擁護に回ったりします。
なにかにつけて理想を掲げているような発言が多いです。
代田さんはリーダーに適した人材に見えますが、それでも都合のいい状態に陥ってしまうのでしょうか。
いくつか特徴を見てみましょう。
代田さん会議などで理想を掲げることは多いのですが、実際はできないようなことも多いです。気分が乗ってくればくるほど理想が大きくなっていきます。しかも皆を巻き込んで大げさになってきます。それでいて自分は実行の中にいないこともあり、何か企画を始める時は彼がどういう行動に出るか注意しなければならないと思っています。
大きい視点から見た発言が多いのも特徴です。具体的に部門間で書類の作り方が違うなどという話題をしている最中に、そもそもその書類は必要なのかという話に戻ったりします。そのような視点は大事なことですが、今はその話は済んでいるという時でさえも、時に大きな話になってきます。そして、評論家的になることもしばしばです。
基本的には皆のことを考えているので、悪気はないのですが、行き過ぎてしまうというのがよくある傾向です。
理想や批判を繰り広げますが、論理立っていないことも多いです。
そして、妙なハイテンションになることも多くあります。ハイになりすぎて皆が引いていくこともよくあります。
代田さんの仕事上のエピソードを紹介しましょう。
代田さんはムードメーカーでもあるため、比較的多人数のプロジェクトを担当したとき、方向性を示してくれると思いました。そのプロジェクトは、大規模なシステム更改であって、多くの箇所を修正しなければなりませんでした。修正とテストのやり方はA方式とB方式があり、B方式に決まりました。何度かシミュレーションして決めたことであり、決定事項のはずでした。
しかし、代田さんはどうしても気に入らないようです。教科書的な理想としてはC方式というのが考えられました。確かにそれは理想ではあるのですが、コストや時間の制約を考えると、とてもできないと誰もが思っています。代田さんはできるはずだと何度も訴えかけましたが、最後には諦めました。
次の日、やっぱりC方式のことを口に出します。そしてその後、やる気が最下方まで落ちていったようです。自分の仕事に全く価値がないとまで思っていたようです。一旦方向性がうまくいっているときは皆の理想を示すことができます。一方受け入れられずにいた時は、急に不安の方が大きくなって、自分への否定までいってしまうようです。
別な場面での出来事です。組織として品質重視した文化があります。プロジェクトとしてもその文化に則り、今までと同じような資料を作るような方向になりかけていたところです。代田さんは、それを否定して、もっといい方法で行こうと言いだしました。一応説明はあるのですが、今一つ具体的ではありません。一つ一つの資料は今までの経験を活かして見本となったものなので、それを作る意味があります。これまで継承してきたものですので、文化のようなものと思われているものです。しかし、代田さんはどうも納得いかないようです。
また、代田さんは感覚的に方向性を掴むタイプですので、どのようなキャリアを歩むのかということに対して、最も具体的な意見を持っていません。こうなりたいという希望がありませんでした。ただ、おそらく方向性が見えた時は、真っ先に進んでいくのだと思います。
陥っていませんか。Dタイプの現象を振り返ってみましょう。
・他人のことは他人ごと
・理想が大きすぎる
・評論家的
・自分を否定してしまう
・文化を継承できない
・キャリアの希望がない
都合のいい現象を見てきましたが、いかがでしたでしょうか。あなたもいずれかの現象に当てはまることはありましたでしょうか。「私は至って冷静に対処していますので、このような現象を人に見せることは一切ありません。」と言う人が仮にいるとしたら、一つ考えてみてください。
最近最も感情が動いたことは何ですか?
その時自分に発生した思考や場合によっては行動がどのようなものであったかを考えてみてください。そして、4つのタイプのどれに近かったかを考えてみてください。
誰もがどれか一つに属するということを強調しているわけではありません。複数の要素に当てはまることもあります。しかし、強い傾向というものがあります。あるタイプの中でも二つ当てはまるがその他は当てはまらないということもあるでしょう。その際は、よく当てはまるものに着目してください。それはあなたを成長させる大きな原動力となる可能性があります。是非これからの話も聞いていただき、自分の原動力を知っていただきたいと思います。
Dの代田さんは、明るくて人気者です。よく話題を提供して皆の中心にいることが多いです。チームで仕事しているときは、チーム全体の雰囲気を一番気にしています。雰囲気を乱す哀川さんのようなスタッフはあまり好きでありません。ただ三島さんがダメ出しをしているのを見ると、逆に擁護に回ったりします。
なにかにつけて理想を掲げているような発言が多いです。
代田さんはリーダーに適した人材に見えますが、それでも都合のいい状態に陥ってしまうのでしょうか。
いくつか特徴を見てみましょう。
代田さん会議などで理想を掲げることは多いのですが、実際はできないようなことも多いです。気分が乗ってくればくるほど理想が大きくなっていきます。しかも皆を巻き込んで大げさになってきます。それでいて自分は実行の中にいないこともあり、何か企画を始める時は彼がどういう行動に出るか注意しなければならないと思っています。
大きい視点から見た発言が多いのも特徴です。具体的に部門間で書類の作り方が違うなどという話題をしている最中に、そもそもその書類は必要なのかという話に戻ったりします。そのような視点は大事なことですが、今はその話は済んでいるという時でさえも、時に大きな話になってきます。そして、評論家的になることもしばしばです。
基本的には皆のことを考えているので、悪気はないのですが、行き過ぎてしまうというのがよくある傾向です。
理想や批判を繰り広げますが、論理立っていないことも多いです。
そして、妙なハイテンションになることも多くあります。ハイになりすぎて皆が引いていくこともよくあります。
代田さんの仕事上のエピソードを紹介しましょう。
代田さんはムードメーカーでもあるため、比較的多人数のプロジェクトを担当したとき、方向性を示してくれると思いました。そのプロジェクトは、大規模なシステム更改であって、多くの箇所を修正しなければなりませんでした。修正とテストのやり方はA方式とB方式があり、B方式に決まりました。何度かシミュレーションして決めたことであり、決定事項のはずでした。
しかし、代田さんはどうしても気に入らないようです。教科書的な理想としてはC方式というのが考えられました。確かにそれは理想ではあるのですが、コストや時間の制約を考えると、とてもできないと誰もが思っています。代田さんはできるはずだと何度も訴えかけましたが、最後には諦めました。
次の日、やっぱりC方式のことを口に出します。そしてその後、やる気が最下方まで落ちていったようです。自分の仕事に全く価値がないとまで思っていたようです。一旦方向性がうまくいっているときは皆の理想を示すことができます。一方受け入れられずにいた時は、急に不安の方が大きくなって、自分への否定までいってしまうようです。
別な場面での出来事です。組織として品質重視した文化があります。プロジェクトとしてもその文化に則り、今までと同じような資料を作るような方向になりかけていたところです。代田さんは、それを否定して、もっといい方法で行こうと言いだしました。一応説明はあるのですが、今一つ具体的ではありません。一つ一つの資料は今までの経験を活かして見本となったものなので、それを作る意味があります。これまで継承してきたものですので、文化のようなものと思われているものです。しかし、代田さんはどうも納得いかないようです。
また、代田さんは感覚的に方向性を掴むタイプですので、どのようなキャリアを歩むのかということに対して、最も具体的な意見を持っていません。こうなりたいという希望がありませんでした。ただ、おそらく方向性が見えた時は、真っ先に進んでいくのだと思います。
陥っていませんか。Dタイプの現象を振り返ってみましょう。
・他人のことは他人ごと
・理想が大きすぎる
・評論家的
・自分を否定してしまう
・文化を継承できない
・キャリアの希望がない
都合のいい現象を見てきましたが、いかがでしたでしょうか。あなたもいずれかの現象に当てはまることはありましたでしょうか。「私は至って冷静に対処していますので、このような現象を人に見せることは一切ありません。」と言う人が仮にいるとしたら、一つ考えてみてください。
最近最も感情が動いたことは何ですか?
その時自分に発生した思考や場合によっては行動がどのようなものであったかを考えてみてください。そして、4つのタイプのどれに近かったかを考えてみてください。
誰もがどれか一つに属するということを強調しているわけではありません。複数の要素に当てはまることもあります。しかし、強い傾向というものがあります。あるタイプの中でも二つ当てはまるがその他は当てはまらないということもあるでしょう。その際は、よく当てはまるものに着目してください。それはあなたを成長させる大きな原動力となる可能性があります。是非これからの話も聞いていただき、自分の原動力を知っていただきたいと思います。