やる気があるはずなのにやがてやる気を失ってしまう心理とは | ロジカル自己啓発,自己啓発,自己開発,出世、時間、収入を得る

やる気があるはずなのにやがてやる気を失ってしまう心理とは

やる気があるはずなのにやがてやる気を失ってしまう心理とは
 やる気があり、プレイングマネージャーとして実務をしつつ、人の育成も行うという人たちは、いつまでその状態を続けられるでしょうか。
 会社としては都合よく働いてくれればいいと思います。よってその状態からあえてよくしてあげようとは思っていません。それにも関わらず多くの人たちは、そのような都合のいい状態を続けてしまいます。そして続けてしまうことは、さらに輪を掛けた都合のいい状態を作り出してしまっています。
 都合のいい状態とは、自らをコントロールできていない状態とも言えます。つまりうまく操縦されてしまう状態です。自分で仕事を抱え、回り切らない状態となってしまうと、つい自分のマイナス面が表に出てしまいます。しかもそれに自分では気づかないことが多いです。そのようなマイナス面が出てしまうことで、仕事の結果にも悪影響がでます。チームのスタッフなど関わっている人たちにも悪い影響を与えてしまい、結果失敗を引き寄せてしまうことにもなりかねません。
 結果が悪ければ当然評価にも影響してきます。まさに悪循環です。一生懸命やって、多くの仕事を抱えているにも関わらず、いいことがありません。それでは次第にやる気を失うことになっていくでしょう。
 組織としてはこのような人たちを多く抱えることは当然よくないことです。できるだけ避けなければなりません。その一方で、成長が止まっていて代わりがいくらでもいる状況のところも多いのですから、あえて都合のいい循環を止めなくてもいいとも言えます。
 都合がいい状態となるのもならないのも結局は自分次第と言えるでしょう。
 
私の職場に哀川英吾さん(仮名)という入社五年目の社員がいます。彼は周囲の人からは不思議な存在と言われています。
言われた仕事はそれなりにできているのですが、何を考えているのかが今一つ掴めません。チームで何か進めようとしてもあまり積極的でありませんし、会議で話をさせると急にオドオドし始め、周囲を心配させます。そうかと思うと何かツボにはまる分野になると急に調子よく発言し始めます。それでいて何か少しでも指摘するとややキレぎみに反発してきます。
頼んだ仕事に対して、簡単な仕事であっても一時間やニ時間は平気で待たせることもあります。よくよく観察してみると彼は、非常によく考えています。考え込んで時間を忘れているようにも見えます。ある意味思考が止まっていて、他から見るといかにも「何やってんの?早くしろ。」と言いたくなってしまうように見えます。実際怖い女子の先輩から怒られっぱなしです。
 彼は一見典型的なできない社員の部類に入ると思われています。しかしながら、私は、哀川さんは必ずできる社員になり、出世もできると言い切れます。なぜなら、彼はかつての私そっくりだからです。そして、私は彼がこれからどうなっていくがわかります。そしてどうすればうまくいくための軌道に乗せられるのかも大体わかります。
 今はこのような状態に陥ってしまっている哀川さんのような人でも、軌道に乗れば確かにうまくいきます。しかし大抵の人はそのままです。ある程度は仕事をこなせるようになったとしても、都合のいい人材に陥ったまま会社から都合よく使われていくでしょう。