4の根拠(マネジメント)
マネジメント領域の知識から4の根拠について紹介したいと思います。
4つの状態に分けたマネジメントもしくはリーダーというのはいくつか理論があります。
その一つとしてシチュエーショナルリーダーシップを紹介します。
ケン・ブランチャードらは1985年、1993年にはじめのモデルを発展させ、状況対応型リーダーシップII (Situational Leadership II)というモデルを作りました。
この状況対応型リーダーシップがシチュエーショナルリーダーシップです。
状況というものを4つに分けて考えており、その4つの状況に応じたリーダーシップが必要という理論になっています。
この理論の有効なところは、リーダーシップは状況に応じて有効な手段が違うということを示しているところです。
状況に応じてリーダーシップのスタイルは変化させないといけません。
しかし、スタイルを本当に変化させられるものなのでしょうか。
変化させるのはできるにしても、やはりどの状況に対するリーダーシップの型が自分に適合しているかということのほうが、現実的な捉え方ではないでしょうか。
ある程度の組織となっており、複数の人間からリーダーを選べるような状態では、その状況に最も適合した人が選ばれると思います。
状況というものを説明しておきます。
4つの状況に分かれます。
部下の技能と意欲の状況により4つに分かれます。
それは組織としての成長に応じた状況とも言えるでしょう。
1:技能 低、意欲 低
2:技能 低、意欲 高
3:技能 高、意欲 高
4:技能 高、意欲 低
状況に対してどのようなリーダシップが有効かが以下のとおりです。
1: 指示型: 指示・命令を中心にやるべき方向に導く
2: コーチ型: なるべき方向のビジョンを示し、道筋を作る
3: サポート型: 考えさせることによりメンバーに正しい方向を気付かせ、成長させる
4: 権限委譲型: メンバーのコミットメント・一体感を重視する
状況は一つの成長の道筋と言えます。
特徴的なのは4の状態です。技能は高いはずなのに意欲が低下しているのは一定の達成をもって満足している状態と言えます。
それぞれのメンバーがいわゆるできる状態ですので、あれこれ言われたくありません。
そこで有効なのが権限委譲型ということになります。
この状態はある意味次の成長のステップと言えます。
次に向かうべきものが見つかれば、また意欲が高まってくるでしょう。
このように考えると4つの状況は一つのサイクルとして繰り返し現れるとも言えます。
そして状況に合わせて必要なリーダーシップが発現します。
ここでリーダーシップをスピリットと読み替えてみましょう。
複数の人が関わって成果を成すような状況では、一定の状況というのはあり得ず、やはり成熟度の合わせて様々な状況と変化します。
そして、それは4つに分類できるというのが、ここで読み取れる大きな特徴の一つです。
人を取り巻く状況の中で、どのような時に一番自分の力が発揮できたと感じたでしょうか。
1:人にゼロから教えてレベルアップしていく状態、
2:人のやることがわかっているので引っ張っていく状態
3:やるべきことを考えさせる状態
4:さらなるやるべきことを引き寄せる状態
ライフサイクルサイクルでいうと、導入、成長、成熟、衰退(構想)といった段階に対応します。
そして4スピリットにも対応します。