上司の楽じゃないところ
出世し時間と収入をある程度得たとしても責任は常に重いです。
ちょっとしたミスが大きなトラブルへと発展することがあります。
そして、それは大きなストレスにもなります。
上司であれば責任がありますので当然そのような場面はあります。
これは私のことなのですが、まさにこにような場面に遭遇しました。
このトラブルによって数日間とられてしまい、精神的にもきつかったです。
ようやく落ち着いてきました。
今回の経験は、おおきなストレスでもあり、寿命を縮めたかもしれません。
でも、おそらくこの経験を乗り越えなければ、これ以上はないものだと思っています。
この経験をロジカルに考えてみたいです。
まず、ことの発端はミスによってあるトラブルでした。
トラブルを解消するためにスタッフが元に戻しました。
元に戻したページが間違っていました。
さらにトラブルを起こしてしまいました。
正しい状態に戻しましたが、その間に間違った運用が発生していました。
その解消をするために時間を費やしてしまいました。
スタッフは焦っており、状況はぐちゃぐちゃになっていました。
上司はその状況に気づいていませんでした。
実はこれだけであれば、それほどおおきな問題ではありませんでした。
大きかったのは、そのことをオーナーに連絡していなかったということでした。
黙ってやってしまって、黙って戻して、そしてそれをまた修正してと、
大変なことになっていたのですが、最初に黙っていたので、その後のトラブル時も
言えなくなっていたのです。
オーナーはかんかんになってしまいました。
ここで見られたこころのロジックはどんなものだったのでしょうか。
スタッフはまずオーナーに言わずに作業をしてしまいました。
この時自分方向の状態となっていました。
オーナーは言わずにやられたということで自尊心を傷つけられました。
そして感情的に怒りだしてしまいました。
誰でも言ってくれないところで何か起きてしまうと自分を傷つけられるということです。
しかし、スタッフは知られたくない、怒られたくないという自分方向の状態に陥っており、その後の行動もなんとな取り繕って終わらせたいと思っていました。
上司はどうだったでしょうか。
スタッフからの報告では大したことないということだったので、安心していました。
スタッフを信用したいということより、自分も怒られたくないという自分方向の期待を持っていたのでしょう。
しかし、事態は最悪の状態となっていきました。
報告なしに3度のトラブルを発生させています。
もう最悪の状態です。
起きた現象自体はそれほど大きな影響ではありません。
しかし言わなかったというだけで、どんどん話が大きくなってしまいました。
役員、社長まで出てきて謝罪をすることになりました。
上司はどうしていたでしょうか。
上司である私は、誤りに行く場面で、ものすごい抵抗がありました。
ストレスでもありました。
部下であった頃はなんで謝れない人がいるのだろうと思っていましたが、上司としてはなぜか誤ることに大きな抵抗があることに気づきました。
これは上司としてのステージになりきれていなかったということが一ついえます。
ということは、その状態を振りきれないと、次のステージにはいけないということになります。
しかし、なぜか大きな抵抗があります。
この抵抗は低いステージへの固執という自分方向の力が働いていたということになります。
抵抗に負けて自分に向いていてはどうしても先に進めません。
評価もガタ落ちになります。
このような抵抗を感じた時でこそ、一歩踏み出して脱却しなければなりません。
私は大きな抵抗があったままではありましたが、謝罪に回りました。
責任が重くなり、その影響範囲も増えてくると、あるべき姿に対して抵抗が生まれます。
そういうときでこそ、相手が傷ついていないかという点を見て行動しなければならないのでしょう。
いかがでしょうか。