田村正和さんの芝居「乾いて候」
女性満杯の新橋演舞場で観た。
花道・七三脇の席で固唾を飲んで
一挙手一投足を見つめた。立廻り
は、振り下ろす刀身と同時に前髪
ハラリと落つ動作に計算と稽古を
感じた。凄かったのは曲者全てを
切り終え、花道七三で刀身を鞘に
納める時。刀の柄を握る事はせず
白く細く長い指達を、親指と小指、
合わせて他三本で柄を覆う様に
包み添え、刀身を鞘に何と言うか
ヌルリ…と
挿し入れる
そして斜め背に
上空を見上げる
満杯の女子
全員、濡れた
乾かさず候
凄いものを観た
歌舞伎は勝てぬ
そう感じた後に
仁左衛門丈なら
どう演るか?
そう、思った…
僕は乾いた早漏
犯人、木村拓哉
拓哉:ブルーだ、
ブルーを切れ。
古畑:ブルー?
拓哉:そう、ブルー
Blue, so Blue…
その詩 書きたい
そう思った
そしてビンタ
手の甲で
背後から張る
格好良いビンタ
古畑、凄い!
張る
田村正和さん
安らかに眠り
目覚めて天国で
将棋差してね、
三津五郎丈と。
追悼で古畑みよ

