仁左衛門「七月」しっかり務めたい
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片岡仁左衛門丈が今年に入って四作目となる通し狂言「伊勢音頭恋寝刃」に挑む
とあり、馬力十分な歌舞伎興行師的な一面も見せてくれることが実に頼もしい。
劇中では花火が派手に上がり、見物は納涼の楽しみも味わえるだろう。味わうは
さらに、脇を引き締める料理人喜助役の坂東三津五郎丈だ。実にイナセで軽妙な、
大和屋にピタリはまる役で楽しみ。彼は伊勢音頭の主役・貢も演っており、兄さん
の芝居にパチパチ火花を放って見詰めるだろう。舞台上の切磋琢磨が歌舞伎だ。

松嶋屋が実際に三味線を弾くという「江戸唄情節」は、「三味線やくざ」という副題
が付き、天王寺屋からの依頼で道成寺の毬歌を作ったという三味線弾きの話だ。
音楽家を描いた話を僕は好きだし、何故か、見なきゃならない舞台の予感がする☆