御園座で五月花形歌舞伎夜の部を観た。二幕目、亀治郎の「蜘蛛絲梓弦」が
面白い。蜘蛛の精と武士が戦う変化舞踊劇で、亀治郎が六役を早替り
踊りまくるが、中でも盲人が御殿の高台から飛び、蜘蛛の糸を投げた
とき「モンキィマジック」だと思った。蜘蛛なのに猿。亀が猿。魔法とは。
投げ放たれた蜘蛛の糸は、放射状に拡がり、舞台ギリまで流星の名残
の様に迫り来る。瞬間的に僕は小学生の自分に戻り、ゴダイゴの名曲
「MONKEY MAJIC」の、タケカワユキヒデさんが蜘蛛の糸を
投げる演出を、思い出し興奮した。ファンクロックの半ばに恵みの雨
が降るような優しいサイドメロディに映える、花火の残像の切なさ。
しかし亀治郎の蜘蛛が放ったのは波動砲、かめはめ波だ。貫通必須だ。
高台からの跳躍で常人が至る最高地からの放出、お弟子さんが丹精
込めて仕込む無数の糸の職人技。制作と演出と役者の伎が手を組み
極上の傷みを伴う刺激を喰らわせる。ナゼニソナイニハゲシイノ?
激しいのは糸のみならず舞台で叩き上げた肉体の躍動。八本もの脚
を駆使し迫り行く蜘蛛を、腰を割りに割って二本の脚を高速と足音
で強調して動かし、怪物が襲いかかるスリルを魅せる。無論、蜘蛛の
描写舞踊で無く、確かな舞踊の腕で童に薬売り、傾城等を踊り分ける。
特筆すべきは見得。背筋を反動させて、おぞましい程の隈取りの顔を
面前に叩き付けてくる。キメル見得では無くて、飛び出さんばかりの
ハゲシイ見得。突き刺すように面前に迫る人間の見得を目の当たり
にすると、アバタく飛び出す3D映像など如何に人工的かと思う。
生きている人間がナマで演じることが最も激しい。だから「劇」という。
生き写しと思いたくは無いが、声は血がシッカと仕留め、離さない。
荒事の荒々しい声の響きが、地を這いずりまわる、その声は、さる方の…
市川猿之助の声だ。
ここで、ツマラヌ歌舞伎人間相関図は避ける。しかし襲いかかる未来に震う。
市川亀治郎が市川猿之助を継ぐ未来。見らいでは居られまい。納得…できそう。
それがモンキィマジック☆
ありがとうございます。歌舞伎界は様々な動物が居て野生の王国です。
事業仕分けは、僕は契約を頂戴してる会社の人員なので、判りません☆
ありがとうございます。確かに客席を沸かせていました。次への沸く沸く
を沸騰させる役者になりそうな勢いです。しかし歌舞伎役者は亀治郎だけ
ではありません。先輩役者の胸を借りて神妙に勉強する彼も、観たいです☆
ありがとうございます。僕は昼夜を分け、先日は単身で、本日千秋楽は妻と
歌舞伎でぃと、です(笑)。座頭が最高地に翔び蜘蛛の糸滝を放つ、その瞬間
を仕留めた写真を見てみたいです。焼き付けた残像が衝撃的なのも歌舞伎。
猿之助丈の声に似ているのは衆知(?)かもで、滑稽なパルコ歌舞伎でさえ
伯父くりそつでした。「血は争えない」と申しますが、亀治郎さんの場合は、
「血が争っている」様な歌舞伎道の邁進ぶりです。「猿之助歌舞伎の継承者」
まさにソレをココで僕は語りたくなりましたが、野暮の極みと避けた処☆
面白い。蜘蛛の精と武士が戦う変化舞踊劇で、亀治郎が六役を早替り
踊りまくるが、中でも盲人が御殿の高台から飛び、蜘蛛の糸を投げた
とき「モンキィマジック」だと思った。蜘蛛なのに猿。亀が猿。魔法とは。
投げ放たれた蜘蛛の糸は、放射状に拡がり、舞台ギリまで流星の名残
の様に迫り来る。瞬間的に僕は小学生の自分に戻り、ゴダイゴの名曲
「MONKEY MAJIC」の、タケカワユキヒデさんが蜘蛛の糸を
投げる演出を、思い出し興奮した。ファンクロックの半ばに恵みの雨
が降るような優しいサイドメロディに映える、花火の残像の切なさ。
しかし亀治郎の蜘蛛が放ったのは波動砲、かめはめ波だ。貫通必須だ。
高台からの跳躍で常人が至る最高地からの放出、お弟子さんが丹精
込めて仕込む無数の糸の職人技。制作と演出と役者の伎が手を組み
極上の傷みを伴う刺激を喰らわせる。ナゼニソナイニハゲシイノ?
激しいのは糸のみならず舞台で叩き上げた肉体の躍動。八本もの脚
を駆使し迫り行く蜘蛛を、腰を割りに割って二本の脚を高速と足音
で強調して動かし、怪物が襲いかかるスリルを魅せる。無論、蜘蛛の
描写舞踊で無く、確かな舞踊の腕で童に薬売り、傾城等を踊り分ける。
特筆すべきは見得。背筋を反動させて、おぞましい程の隈取りの顔を
面前に叩き付けてくる。キメル見得では無くて、飛び出さんばかりの
ハゲシイ見得。突き刺すように面前に迫る人間の見得を目の当たり
にすると、アバタく飛び出す3D映像など如何に人工的かと思う。
生きている人間がナマで演じることが最も激しい。だから「劇」という。
生き写しと思いたくは無いが、声は血がシッカと仕留め、離さない。
荒事の荒々しい声の響きが、地を這いずりまわる、その声は、さる方の…
市川猿之助の声だ。
ここで、ツマラヌ歌舞伎人間相関図は避ける。しかし襲いかかる未来に震う。
市川亀治郎が市川猿之助を継ぐ未来。見らいでは居られまい。納得…できそう。
それがモンキィマジック☆
ありがとうございます。歌舞伎界は様々な動物が居て野生の王国です。
事業仕分けは、僕は契約を頂戴してる会社の人員なので、判りません☆
ありがとうございます。確かに客席を沸かせていました。次への沸く沸く
を沸騰させる役者になりそうな勢いです。しかし歌舞伎役者は亀治郎だけ
ではありません。先輩役者の胸を借りて神妙に勉強する彼も、観たいです☆
ありがとうございます。僕は昼夜を分け、先日は単身で、本日千秋楽は妻と
歌舞伎でぃと、です(笑)。座頭が最高地に翔び蜘蛛の糸滝を放つ、その瞬間
を仕留めた写真を見てみたいです。焼き付けた残像が衝撃的なのも歌舞伎。
猿之助丈の声に似ているのは衆知(?)かもで、滑稽なパルコ歌舞伎でさえ
伯父くりそつでした。「血は争えない」と申しますが、亀治郎さんの場合は、
「血が争っている」様な歌舞伎道の邁進ぶりです。「猿之助歌舞伎の継承者」
まさにソレをココで僕は語りたくなりましたが、野暮の極みと避けた処☆
