平成中村座十月大歌舞伎「通し狂言 仮名手本忠臣蔵」の先行販売が26日
10時勃発。会員組織の歌舞伎会特別会員の僕は27日10時から予約電話
かけまくりになるが、江戸行きを賭けた死闘を相方と繰り広げる昨今だ。
心よい理解を得て、晴れて「松嶋屋!中村屋!成駒屋!」と大向こりたい!
お願いだ! 東京は浅草に仮名手本忠臣蔵を観に行かせてはくれまいか!
これを見逃しては、僕は男になれぬのだ。「片岡巡り」をやり遂げてこそ
僕らの未来が花咲くことは、貴女も判っているはずだ。片岡仁左衛門、
片岡孝太郎の松嶋屋親子が、平成中村座に出演する事に意味があるのだ。
平成中村座がいわゆる「歌舞伎」と認められずにいる向きがあるのは、
「オール読物」最新号の中村芝翫丈の記事から明らかだが、仁左衛門
が一座することで歌舞伎としての大きさが増して、「片岡版」と贔屓筋が
捉える事もできる凄い公演となるのだ。上演する浅草寺境内そのもの
が「片岡巡り」の会場となり、江戸に大きくその名を轟かしかねない!
更に僕が観たい通しの後半で、六段目~七段目のお軽を孝太郎が勤
める事が眼目だ。上方系なら解るが、江戸前の一座でだ。勘三郎丈
が公私共に仲良しだという仁左衛門丈の出演による、上方と江戸の
交流の好例だ。六段目で勘三郎の勘平、七段目で橋之助の平右衛門
とがっぷり組み、仁左衛門の由良之助が引締める。松嶋屋ひいては
片岡一門の晴れ舞台なのだ。片岡家贔屓なら垂涎ものの好取組だぞ。
加えて、勘三郎が満を持して手掛ける「勘平」が凄いのだ。この役
は先代・十七代目中村勘三郎から手取り足取りじっくり教わったと
いう唯一の役だそうだ。当代が襲名後に初めて挑む、親父さん直伝
の至芸を見逃せる輩が何処にいる? 少なくとも僕らの部屋にそん
な男を置いておくことはできないだろう? 僕を路頭に迷わせたく
なかったら、快く中村座に送り出すのが賢明と言えるのではないか。
そして試演の形なのか、長男・勘太郎に勘平を勤めさせるのがキモ。
浅草歌舞伎で次男・七之助とのダブルキャストで先立って勘平を演
らせておいて、今回の大公演での抜擢だ。ここでハッキリ宣言したい。
次の勘九郎を襲名するのは勘太郎だということが、この平成中村座
で明らかになるかもね。祖父から父、父から息子に「勘平」を伝え
ることで「中村勘三郎家」に濃い血筋を通す。その劇的な瞬間を、
見落とすことができるはずがないだろう。新・勘九郎の誕生だぞ!
歌舞伎座の芸術祭十月大歌舞伎夜の部に貴女をお連れすることは決めて
いる。「雪暮夜入谷畦道」で「片岡直次郎」を目の当たりにし、「片岡」
の何たるかを体感するよね。片岡仁左衛門一家の出演作と、片岡を名乗
る主人公が出る演目を別会場でハシゴ観劇するのが「片岡巡り」である
ことは判ってるよね。大須オペラで作・演出の岩田信市先生が拘られた
世話物の場面の描き方は、片岡直次郎の一挙手一投足で堪能できるのだ。
雪道の歩き方や二八そばのすすり方などがそうだ。色気が円熟味を増す
菊五郎の直次郎に、息子の菊之助が新鮮な色っぽさで恋人役の三千歳を
勤める。セクシィでうっとりしちゃうぞ。後でどうなっても知らないよ。
「廿四孝」で玉三郎・菊之助・福助が描く錦絵で眼福も極めるから視界
が明るく開ける貴女ゆえに、向かい合う僕の瞳もダイアモンドにしなけ
ればならない。そのためには「片岡巡り」でしっかり神輿をかついで、
真の勘三郎襲名と新・勘九郎の誕生を目撃せねばならぬのだ~!何だか
「なのだ~なのだ~」を連発してるのは、先日お亡くなりになった赤塚
不二夫先生の影響で、バカボンのパパが僕に降りてきているからなのだ。
だから頼む。僕が平成中村座に行けば「これでいいのだ」と丸く収まる。
相方「行きたきゃ行ってくれば…」
理解のある相方なのだ。こんな僕たちはある意味「天才一家」かもしれない。
ありがとうございます。本気七割・ギャク三割の海陸みずみずしき文章
ゆえ、笑って許して頂けるのが最高の称賛と勝手に御馳走になります。
「名跡は誰が継ぐのか」は醍醐味。そうですよね。新・勘九郎はかなり
先走る感想ですが、きっかけは納涼大歌舞伎二部「つばくろは帰る」で
若大工役の勘太郎丈が七之助丈の舞妓役と指切げんまんをしようとして
突然背を向けて「達者でな」と短く言い残し舞台奥に去っていくさまが、
「人情噺文七元結」の勘三郎・長兵衛が「死んじゃいけねェよォ~っ」
と花道を駆け去っていく名演技を彷彿とさせるのを観て、感じました。
いつか日記で僕の菊之助物語を書いてみたいなと思う故、乞う御期待☆
ありがとうございます。桜席上手側の幕内席狙いなので電話せざるを得
ない事情です。機械は細やかな配慮をしてくれないので仕方無いです☆
失礼しました。筆が過ぎ「大幹部からは『歌舞伎』とは認められず邪道」
と書きましたが、正確には芝翫丈(勘三郎の快進撃にふれ)「経験して
おくのはよい。ひとまわりして歌舞伎に戻ってくる」と言及した程度。
ただ「歌舞伎」の言葉の意味合いはどうなのかと、考えてしまいます☆
コメントありがとうございました。別話題ですが、七之助さんが福助を
継ぐとおっしゃる方がミクシィに居て、その考え有りかと驚愕します☆
10時勃発。会員組織の歌舞伎会特別会員の僕は27日10時から予約電話
かけまくりになるが、江戸行きを賭けた死闘を相方と繰り広げる昨今だ。
心よい理解を得て、晴れて「松嶋屋!中村屋!成駒屋!」と大向こりたい!
お願いだ! 東京は浅草に仮名手本忠臣蔵を観に行かせてはくれまいか!
これを見逃しては、僕は男になれぬのだ。「片岡巡り」をやり遂げてこそ
僕らの未来が花咲くことは、貴女も判っているはずだ。片岡仁左衛門、
片岡孝太郎の松嶋屋親子が、平成中村座に出演する事に意味があるのだ。
平成中村座がいわゆる「歌舞伎」と認められずにいる向きがあるのは、
「オール読物」最新号の中村芝翫丈の記事から明らかだが、仁左衛門
が一座することで歌舞伎としての大きさが増して、「片岡版」と贔屓筋が
捉える事もできる凄い公演となるのだ。上演する浅草寺境内そのもの
が「片岡巡り」の会場となり、江戸に大きくその名を轟かしかねない!
更に僕が観たい通しの後半で、六段目~七段目のお軽を孝太郎が勤
める事が眼目だ。上方系なら解るが、江戸前の一座でだ。勘三郎丈
が公私共に仲良しだという仁左衛門丈の出演による、上方と江戸の
交流の好例だ。六段目で勘三郎の勘平、七段目で橋之助の平右衛門
とがっぷり組み、仁左衛門の由良之助が引締める。松嶋屋ひいては
片岡一門の晴れ舞台なのだ。片岡家贔屓なら垂涎ものの好取組だぞ。
加えて、勘三郎が満を持して手掛ける「勘平」が凄いのだ。この役
は先代・十七代目中村勘三郎から手取り足取りじっくり教わったと
いう唯一の役だそうだ。当代が襲名後に初めて挑む、親父さん直伝
の至芸を見逃せる輩が何処にいる? 少なくとも僕らの部屋にそん
な男を置いておくことはできないだろう? 僕を路頭に迷わせたく
なかったら、快く中村座に送り出すのが賢明と言えるのではないか。
そして試演の形なのか、長男・勘太郎に勘平を勤めさせるのがキモ。
浅草歌舞伎で次男・七之助とのダブルキャストで先立って勘平を演
らせておいて、今回の大公演での抜擢だ。ここでハッキリ宣言したい。
次の勘九郎を襲名するのは勘太郎だということが、この平成中村座
で明らかになるかもね。祖父から父、父から息子に「勘平」を伝え
ることで「中村勘三郎家」に濃い血筋を通す。その劇的な瞬間を、
見落とすことができるはずがないだろう。新・勘九郎の誕生だぞ!
歌舞伎座の芸術祭十月大歌舞伎夜の部に貴女をお連れすることは決めて
いる。「雪暮夜入谷畦道」で「片岡直次郎」を目の当たりにし、「片岡」
の何たるかを体感するよね。片岡仁左衛門一家の出演作と、片岡を名乗
る主人公が出る演目を別会場でハシゴ観劇するのが「片岡巡り」である
ことは判ってるよね。大須オペラで作・演出の岩田信市先生が拘られた
世話物の場面の描き方は、片岡直次郎の一挙手一投足で堪能できるのだ。
雪道の歩き方や二八そばのすすり方などがそうだ。色気が円熟味を増す
菊五郎の直次郎に、息子の菊之助が新鮮な色っぽさで恋人役の三千歳を
勤める。セクシィでうっとりしちゃうぞ。後でどうなっても知らないよ。
「廿四孝」で玉三郎・菊之助・福助が描く錦絵で眼福も極めるから視界
が明るく開ける貴女ゆえに、向かい合う僕の瞳もダイアモンドにしなけ
ればならない。そのためには「片岡巡り」でしっかり神輿をかついで、
真の勘三郎襲名と新・勘九郎の誕生を目撃せねばならぬのだ~!何だか
「なのだ~なのだ~」を連発してるのは、先日お亡くなりになった赤塚
不二夫先生の影響で、バカボンのパパが僕に降りてきているからなのだ。
だから頼む。僕が平成中村座に行けば「これでいいのだ」と丸く収まる。
相方「行きたきゃ行ってくれば…」
理解のある相方なのだ。こんな僕たちはある意味「天才一家」かもしれない。
ありがとうございます。本気七割・ギャク三割の海陸みずみずしき文章
ゆえ、笑って許して頂けるのが最高の称賛と勝手に御馳走になります。
「名跡は誰が継ぐのか」は醍醐味。そうですよね。新・勘九郎はかなり
先走る感想ですが、きっかけは納涼大歌舞伎二部「つばくろは帰る」で
若大工役の勘太郎丈が七之助丈の舞妓役と指切げんまんをしようとして
突然背を向けて「達者でな」と短く言い残し舞台奥に去っていくさまが、
「人情噺文七元結」の勘三郎・長兵衛が「死んじゃいけねェよォ~っ」
と花道を駆け去っていく名演技を彷彿とさせるのを観て、感じました。
いつか日記で僕の菊之助物語を書いてみたいなと思う故、乞う御期待☆
ありがとうございます。桜席上手側の幕内席狙いなので電話せざるを得
ない事情です。機械は細やかな配慮をしてくれないので仕方無いです☆
失礼しました。筆が過ぎ「大幹部からは『歌舞伎』とは認められず邪道」
と書きましたが、正確には芝翫丈(勘三郎の快進撃にふれ)「経験して
おくのはよい。ひとまわりして歌舞伎に戻ってくる」と言及した程度。
ただ「歌舞伎」の言葉の意味合いはどうなのかと、考えてしまいます☆
コメントありがとうございました。別話題ですが、七之助さんが福助を
継ぐとおっしゃる方がミクシィに居て、その考え有りかと驚愕します☆
