殺虫剤バルサンがCMで歌舞伎を描いてくれるのは嬉しいが駄作で実に残念。
基本的な事では、ハエ蠅・蚊・ゴキブリの三匹は悪役と思うので、藍隈にすべき。
バルサンがCM制作を外注に任せ切り故に駄作になるので、害虫が意中する事
を考え、それを阻止する商品力を訴えるべきだ。害虫は殺虫剤にヤラれない様
物陰や隅っこに逃げるのが意中ゆえ、殺虫剤が隅々まで噴霧される画を出せ!
そこで市川亀治郎丈の登場です。彼がバルサンCMの制作をすれば素晴らしき
内容になる。彼の優れた舞踊作品「蜘蛛絲梓弦」で蜘蛛の糸を飛翔させる技芸を
殺虫剤の噴霧に例えて表現するのです。公演劇評とCMで朝飯といたそうか!
嵐吹き荒れるも大いに結構。腐った「なま」ものは「すて」捨てるに限る衛生管理
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=hPPjJU5V5TU☆
以下は昨年5月の拙日記の再録です…
5/25市川亀治郎モンキマジック
御園座で五月花形歌舞伎夜の部を観た。市川亀治郎の「蜘蛛絲梓弦」が
面白い。蜘蛛の精と武士が戦う変化舞踊劇で、亀治郎が六役を早替り
踊りまくるが、中でも盲人が御殿の高台から飛び、蜘蛛の糸を投げた
とき「モンキィマジック」だと思った。蜘蛛なのに猿。亀が猿。魔法とは。
投げ放たれた蜘蛛の糸は、放射状に拡がり、舞台ギリまで流星の名残
の様に迫り来る。瞬間的に僕は小学生の自分に戻り、ゴダイゴの名曲
「MONKEY MAJIC」の、タケカワユキヒデさんが蜘蛛の糸を
投げる演出を、思い出し興奮した。ファンクロックの半ばに恵みの雨
が降るような優しいサイドメロディに映える、花火の残像の切なさ。
しかし亀治郎の蜘蛛が放ったのは波動砲、かめはめ波だ。貫通必須だ。
高台からの跳躍で常人が至る最高地からの放出、お弟子さんが丹精
込めて仕込む無数の糸の職人技。制作と演出と役者の伎が手を組み
極上の傷みを伴う刺激を喰らわせる。ナゼニソナイニハゲシイノ?
激しいのは糸のみならず舞台で叩き上げた肉体の躍動。八本もの脚
を駆使し迫り行く蜘蛛を、腰を割りに割って二本の脚を高速と足音
で強調して動かし、怪物が襲いかかるスリルを魅せる。無論、蜘蛛の
描写舞踊で無く、確かな舞踊の腕で童に薬売り、傾城等を踊り分ける。
特筆すべきは見得。背筋を反動させて、おぞましい程の隈取りの顔を
面前に叩き付けてくる。キメル見得では無くて、飛び出さんばかりの
ハゲシイ見得。突き刺すように面前に迫る人間の見得を目の当たり
にすると、アバタく飛び出す3D映像など如何に人工的かと思う。
生きている人間がナマで演じるが最も激しい。だから「劇」という。
生き写しと思いたくは無いが、声は血がシッカと仕留め、離さない。
荒事の荒々しい声の響きが、地を這いずりまわる、その声は、さる方の…
市川猿之助の声だ。
ここでツマラヌ歌舞伎人間相関図は避ける。だが襲いかかる未来に震う。
市川亀治郎が市川猿之助を継ぐ未来。見らいでは居られまい。
納得…できそう。
それがモンキィマジック☆
…あれ、昨年5月に僕は、「亀⇒猿」に納得できそうと書いている…?☆
基本的な事では、ハエ蠅・蚊・ゴキブリの三匹は悪役と思うので、藍隈にすべき。
バルサンがCM制作を外注に任せ切り故に駄作になるので、害虫が意中する事
を考え、それを阻止する商品力を訴えるべきだ。害虫は殺虫剤にヤラれない様
物陰や隅っこに逃げるのが意中ゆえ、殺虫剤が隅々まで噴霧される画を出せ!
そこで市川亀治郎丈の登場です。彼がバルサンCMの制作をすれば素晴らしき
内容になる。彼の優れた舞踊作品「蜘蛛絲梓弦」で蜘蛛の糸を飛翔させる技芸を
殺虫剤の噴霧に例えて表現するのです。公演劇評とCMで朝飯といたそうか!
嵐吹き荒れるも大いに結構。腐った「なま」ものは「すて」捨てるに限る衛生管理
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=hPPjJU5V5TU☆
以下は昨年5月の拙日記の再録です…
5/25市川亀治郎モンキマジック
御園座で五月花形歌舞伎夜の部を観た。市川亀治郎の「蜘蛛絲梓弦」が
面白い。蜘蛛の精と武士が戦う変化舞踊劇で、亀治郎が六役を早替り
踊りまくるが、中でも盲人が御殿の高台から飛び、蜘蛛の糸を投げた
とき「モンキィマジック」だと思った。蜘蛛なのに猿。亀が猿。魔法とは。
投げ放たれた蜘蛛の糸は、放射状に拡がり、舞台ギリまで流星の名残
の様に迫り来る。瞬間的に僕は小学生の自分に戻り、ゴダイゴの名曲
「MONKEY MAJIC」の、タケカワユキヒデさんが蜘蛛の糸を
投げる演出を、思い出し興奮した。ファンクロックの半ばに恵みの雨
が降るような優しいサイドメロディに映える、花火の残像の切なさ。
しかし亀治郎の蜘蛛が放ったのは波動砲、かめはめ波だ。貫通必須だ。
高台からの跳躍で常人が至る最高地からの放出、お弟子さんが丹精
込めて仕込む無数の糸の職人技。制作と演出と役者の伎が手を組み
極上の傷みを伴う刺激を喰らわせる。ナゼニソナイニハゲシイノ?
激しいのは糸のみならず舞台で叩き上げた肉体の躍動。八本もの脚
を駆使し迫り行く蜘蛛を、腰を割りに割って二本の脚を高速と足音
で強調して動かし、怪物が襲いかかるスリルを魅せる。無論、蜘蛛の
描写舞踊で無く、確かな舞踊の腕で童に薬売り、傾城等を踊り分ける。
特筆すべきは見得。背筋を反動させて、おぞましい程の隈取りの顔を
面前に叩き付けてくる。キメル見得では無くて、飛び出さんばかりの
ハゲシイ見得。突き刺すように面前に迫る人間の見得を目の当たり
にすると、アバタく飛び出す3D映像など如何に人工的かと思う。
生きている人間がナマで演じるが最も激しい。だから「劇」という。
生き写しと思いたくは無いが、声は血がシッカと仕留め、離さない。
荒事の荒々しい声の響きが、地を這いずりまわる、その声は、さる方の…
市川猿之助の声だ。
ここでツマラヌ歌舞伎人間相関図は避ける。だが襲いかかる未来に震う。
市川亀治郎が市川猿之助を継ぐ未来。見らいでは居られまい。
納得…できそう。
それがモンキィマジック☆
…あれ、昨年5月に僕は、「亀⇒猿」に納得できそうと書いている…?☆
