只今、水色旋回中。

余りに強いので、青い龍がうろうろしてるのかなと感じていたここ数日。

9月の新月はフローライトに魅せられて手を動かす。

グリーンとブルーが特に惹かれるけれど、紫もそれはそれは美しいフローライトでございます。

今日はね、閉幕目前「神護寺―空海と真言密教のはじまり」へ行ってまいりました。
圧巻。

最古と言われる曼荼羅は紫。

それはそれは大きなサイズで、おそらく宇宙そのものを感じてほしいということだろう。

そこに描かれるものはほぼ見えない。

目の前、ど真ん中に立ち、見上げる、そして包み込まれるような気持ちで観る。

足の膝から下が急に温かくなり始め、膝の下が立っていないような不思議な感覚。

回顧展、書や絵、巻物、造形物、多様に展示されていて。

私は。

観るのをやめてみよう♪と。

書は読めば解読するだろう。

絵は鑑賞すればそこに何が描かれているか具体があるだろう。

造形もまた同じく、そこに作られた物体があるだろう。

ではないところの感覚で。

五感フル回転、体に浸透させるように。

文字は音になり。

絵はそのものになり。

また、造形はそこに在る息使いが始まる。

凄かったな。

文字を読むだけでは理解はできないと空海の言葉。

布、紙には宿る、染み込む。

それはきっと波動となり、人へ伝える。

きっと。

空海が残すそれら、作る者、描く者、書する者の波動は高く、これだけの時代を経ても尚それは今でも波動を発する。

高野山に空海がおられるのがその証。かな。

曼荼羅の理解が一変した今回。

空海は伝えたかったものが今までとは違った感覚で得た今回。

「龍はどこにいますか？」

「龍はどこで会えるようになりますか？」

龍は自然そのもの。

それはまさに曼荼羅で、例えば私たちが目にする小さな葉っぱ一枚一枚の中に曼荼羅がある。

それは龍そのもの。

どう？

先月の養老先生の回顧展冒頭で「みんな大きくしないと見ないでしょ、気付かないでしょ」

ミクロの世界でもなんでもいい。

私たちの周囲を取り巻く全ては波動であり粒子であり、神であり、それは全て龍そのもの。

その一つ一つに曼荼羅の世界がある。

「大きくしないと見ないでしょ。」

空海も言っているみたいだった。

宇宙は大きいと考えるから、つい見上げてしまう、私たちよりもはるかに大きな存在と思ってしまう。

確かにね。

でもその世界はすぐそこに、あちこちにあるって考えてみて。

すごいでしょ。

なんてすごいんだろうって。

回顧展最終は、楽しみにしていた造形たちの間。

もう電池切れ寸前（笑）

これまた凄くてもう意識若干どこかへ飛んじゃう感じで。

これが良かったのか、素晴らしく五感感感で体感感。

小学校の時からね、教科書で高野山と空海の文字がずっと頭から離れていない子です。

高野山と空海、呪文のような。私には音。

なかなか行けれなくて。まだ行けないみたいでね。

私のおばあちゃん。

やりたい仕事がありました。そのために50過ぎて大学へ行きました。

そしてね、高野山に修行僧として入った女性です。

縁というのか、DNAというのか。

どこかで細胞は記憶を持っていたのか、高野山という響きが気になって仕方なかったのもそゆことか。

とか思ってみたり。

多分。

私は観光とかで行くではないみたい。

行くチャンス数回あるもポシャルこと2度。

私がまだ用意できてないってことね。

9月新月明けの空海。

青い龍を感じながらの回顧展冒頭には「青龍寺」と記しあり。

やっぱり色でお知らせやってくるね。

ありがとうございます。

フローライトとトルマリン♪

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宇宙と龍