五年ぶりの世界フィギュア。
今回も私はお茶の間アリーナでの応援でした。
女子も男子もペアもダンスも本当に熱い闘い。
特に女子は大会至上歴史に残る試合でした。
終わってみれば10位までの選手がSPフリー合計得点200点を越えていて、
採点方は日々変化しているとはいえ
ほんの少し前まで200点越えたら確実に表彰台に乗れていたのに・・・
今回は220点以上出しても台乗り出来ないというハイレベルの闘い。
銀メダルの19歳カザフスタン・トゥルシンバエワ選手は、
公式戦で・・・しかも世界選手権という大舞台で、
シニア女子では初となる4回転ジャンプを着氷させました。
来年はロシアの4回転の申し子達がジュニアから上がって来て、
今回の金銅メダリストの二人は代表選手として勝ちあがれないかもしれません。
そして我が愛する日本の紀平・坂本・三原・樋口選手たちも、
(他にも候補選手たちはたくさんいますが!)
今以上に難度の高いジャンプや構成にしないと台には乗れないと思います。
私が現役選手の中で最も贔屓としている宮原知子選手は、
6位という成績で今回の大会を終えました。
今まで四回の出場経験の中で(2017年は怪我のため辞退)
銀・5位・銅と来ての6位ですが、
これだけ混沌としている現在の女子フィギュア界に於いて、
最も安定した成績で日本の出場枠に貢献してきているとも言えます。
しかし「ミス・パーフェクト」と異名を持つ彼女のアスリート人生の中では、
最も成績の浮き沈みがあった年でもありました。
(それでもグランプリファイナルに出場しているし、
レベルの高い浮き沈みなのですが・・・)
うん!うんうん!!と激しく頷きながら読んだのでご紹介します。
松本航さんというライターは以前から好感を持ってましたが、
良記事です。
振り付けのディクソンとそんな話し合いがあったんだ!とか、
読んでみて今季感じていた事にいろいろ合点がいきました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190324-03230892-nksports-spo
濱田美栄コーチの談話から抜粋↓
「やっぱり今まで『安定』って言われていたけれど、
『安定』っていうのは『進歩していない』ということにつながる言葉でもあるので、
今はちょっと不安定な部分も出てきているけれど『いい失敗をしなさい』と言っています。
『ちゃんとしなきゃ』っていう気持ちが強い子なので『はっきり分かる失敗をしなさい』って言っています」
・・・そう、
さっとんは未だ未だ進化形。
道なかばなのだ。
「ジャンプは矯正中なんだから、回転不足も仕方ないよね・・・」
と思いつつも、モヤっていたものがスッと晴れました。笑
以下の動画は、
元アイスダンス日本代表キャッシー・リードが
サトコ・ミヤハラに英語でインタビュー!!
↓
このあとに、
今季のフリープログラム動画を貼ろうと思ったのですが
うまくセレクション出来なかったので、
スケートアメリカで優勝した時のSP
「小雀に捧げる歌」(song for littl sparrow)を。
個人的にはこの時の衣装の方が断然好きです。
アイスショーで髪をほどいていた姿も素敵でした!
フリープログラムは先日のワールドのがミスはあっても断然よかったので、
探してきて貼りますね。ユロスポのアナウンサーさんが、
「俺たちのLittle Darin!」
と呼んでくれたとか聞いたのでそれを!
(俺たちのとは言ってないかもな。笑)
※追記
残念。今のところはユロスポ動画は転載無理みたいなので、
(確認したら「りとるだーりん」ゆ-てました)
フジテレビ公式さんからお借り致しました。
この映像には解説は付いていません。
・・・ちなみに濱田コーチは彼女を送り出す時に
(おでこを合わせて)
「知子がどんだけスケート好きか、どんだけ闘っているか、知子の魂を見せてね 」
って言っているそうです。ツイッター上でファンの方のつぶやき読みました。
な、泣くなって方が無理!!!
私は彼女の
内面から音楽が溢れでるような表現が好きです。
「フィギュアスケートってこんなにも素晴らしいのか・・・」って、
いつも感じながら
泣きながら見入ってしまいます。
本来はもっと身体の大きな
ダイナミックかつエレガントなタイプの選手が好みなのに、
何故か熱烈に応援するのは
身体の小さな村主章枝さんやペアスケートの川口悠子さん、
そして男子は宇野昌磨選手と、不思議な傾向にあります。苦笑
(ショーマチカについては、
このあと気持ちが乗ったら書くかも。笑)