椿姫リハ | 活動弁士は七変化

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映画はかつて無声で、生の語りで説明者がいたのです!


昨日えりさんとのリハ終了。
週末の公演に備えてのあれこれです。
昼下りのサイレントムービーin軽井沢


映画での「椿姫」は1930年グレタ・ガルボの「椿姫」が
原作にもイメージが忠実で非の打ち所のないマルグリットなのだけど、
ナジモヴァのマルグリットはとても個性的。
なんと言ってもこのヘアスタイル!!
凄いボリュームなんです(^^;

サイレント映画期最高の美女と謳われた
アラ・ナジモヴァ
31歳の若さで早世した伝説のセックス・シンボル
ルドルフ・ヴァレンチノ
の共演作品であり、
美術を担当した
ナターシャ・ランボヴァ
は後にヴァレンチノと結婚して二年で離婚。
ランボヴァとナジモヴァは
恋人関係にあった時期もあるとか…

映画本編より
ある意味複雑でドラマティック~~(^^;)(;^^)


この映画はまさに
マルグリットの純愛もの。
ナジモヴァのためのフィルム。
ナジモヴァが相手役に選んだという
ヴァレンチノはまだ「蕾」で青い。

単純で早い展開
そして誰もがよく知る物語。


…なのに
やっぱり観るたびに泣けます。
今みて新しいのが
サイレント映画。
恐るべし。


こうご期待!!!
なお、ルヴァン美術館の中に併設された
アトリエルヴァンでの柿落とし公演となりますので、
ルヴァン美術館のイベントとしてはHPに掲載されておりませんので
お気をつけ下さいませ!

ルヴァン美術の見処✨