朝ドラフリークの私が、
数年ぶりにどハマりしている作品です。
乙女寮の舎監・愛子さんの声に癒され
乙女たちの何気ない日常が眩しくて…✨
…もっとその時間は、長く続くと思ってました。

ヒロイン・みね子は父親が失踪。
東京での就職を決意して上京、
必死で働いても給料の殆んどは
田舎へ仕送り。
鏡の前であててみたら
この上なく自分に似合うブラウス…
しかし家族への贈り物を買うために
僅かな小遣いは消えてしまい、
寂しさをグッと堪えている処に
母から手縫いのブラウスが届く。
堪えていた悔し涙は
感謝の熱い涙となって、
咽び泣くみね子。
ささやかな贅沢は月に一度の
洋食屋での食事。
いつの日か店で一番高いメニューを
注文するのが彼女の夢。
乙女たちのささやかな贅沢は、
銭湯帰りのラムネ。
一本を三人で分けあって飲む。
冬には焼き芋。
時には、なけなしの金を叩いて
先輩がご馳走してくれる。
ご馳走は寮での「カレーライス」
合唱の練習の後には、
美味しい「フレンチ・トースト」
竹馬の友と一緒に食べるから
殊更美味しいのだ。
久しぶりに「清貧の人」の
美しい日常を堅苦しくなく、
笑いの中にも胸に染み入るドラマとして毎朝楽しみに観ていた。
が、誰よりも清く美しい乙女たちの
ささやかな幸せは、
無情にも突然奪われることに…
業績不振で工場が倒産。
皆散り散りになり新天地へ…
決して悲惨な描き方はしてないが、
「…あんまりだよ!!!」
と、乙女たちに同情しながら、
私自身が何より寂しかった…😭
私がうまれた年でもありまして…
この一年のヒロインの日常を
感慨深く見守ってました。
後に彼女が人生を振り返る時、
激動の一年であったと
そして、
最高に眩しい青春の一頁であったと、
この一年を振り返るに違いない。
乙女寮合唱団の最後の一曲は
「見上げてごらん夜の星を」
泣くなという方が無理でした…😭
~つづく~