関西無声映画鑑賞の旅~瀧の白糸~ | 活動弁士は七変化

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映画はかつて無声で、生の語りで説明者がいたのです!

31日(日)は午前中から無声映画三昧。
前夜は遅くなったけど、
高砂に泊まって正解でした。
どっと疲れが出て、
起きてはいたけどなかなか行動開始といかず…
それでもOホテル高砂さんの美味しい朝食を頂いて、徒歩五分のぽっくりんホールへ向かいます。

客席は午前中公演にも関わらず、
約300の客席は七~八割は埋ってました。
年齢層は六十代~八十代の方しかいない感じ。私が完全に最年少??(^^;
関東の公演よりアダルト感満載。

10時半からまず『瀧の白糸』の公演。
弁士は井上陽一先生
約四年ぶりに、拝聴する先生の活弁です。
あの時は先生自らカセットで音出ししておられましたが!
今回は飯田憲司さん率いる和洋合奏団の皆様の演奏付きでした♪




七十八歳の井上先生は
衰え知らず。
『もうおなごの声は…』
と何度もいいながら、
ヒロイン白糸の波瀾万丈な人生に寄り添い、
高利貸し・岩淵剛蔵の
ネットリしつつドスの効いた迫力ある声も何とも魅力的。
私自身今年12月に『瀧の白糸』を活弁するということもあり、
じっくりと勉強させて頂きました。

高砂市は井上先生のお膝元。
先生と同じ年代のお客様も沢山いらしていて、
映画終了と同時に弁士席へ握手を求めて集まっておられました。

私がロビーに出たときには、
時計は12時45分を廻っていて…
『え…井上先生、一時間も休めないん
だ!(/ー ̄;)』

このあと忠臣蔵を語るのに
大丈夫なのかなぁ???と思ったけれど
杞憂に終わりました!笑



ロビーで販売されていた
『カフェごはん のーちゃん』の
540円のお弁当!!!
がっつりいただいて、
さぁ、いざ『忠臣蔵』へ!!!
♪ヽ(´▽`)/