今回の鑑賞会もいい感じのお客様の入りで、
皆様から沢山お声もかけて頂き、
ありがたい限りです♪(^.^)

8月半ばまでシノギの銀座高級水着売りが忙しく、
父の入退院があったり、
残業続きの上休み時間も毎日短縮。
常に疲労困憊の日々でした…
せっかく久々の阪妻作品の担当だというのに、
さっぱり自らの気持ちが乗れない毎日。
焦りの色深く迎えた当日でありました。

なかなか進まなかった、
今年の米子映画事変の企画も目鼻が立ち、
以前から私がやりたかった方向に話が進み、
無声映画鑑賞会は
田村幸士氏ご来場という刺激があり、
最近の私にとって極上の一日となりました。
映写機の斜め後ろで観る『渋川伴五郎』
二年半前に調布映画祭で語らせて頂いた演目です。
改めて師匠の活弁で復習させて頂くと、
いかにこの映画の活弁が難しいのかが解ります。
当日までは翌日の体力に自信がなく、
自分の出番が終わったら帰宅させて頂くことも考えておりましたが、
『逆流』効果?!でがアドレナリン出まくっていて、
最後までぎんぎんで拝聴させて頂きました。
本当に
日々いろいろありますが…
こういう瞬間に
自分には師匠がいるありがたみを、
深くかみしめ実感致します。
誤解を恐れずに言えば、
幾度となく私は澤登一門を去ろうとした時期がありました。
でも、私が人生の師と仰ぐ方が仰った言葉…
『師匠を持たぬ人は可哀想である。』
を思い出し、
自分をたしなめ堪えて踏みとどまって来ました。
フィルムのカタカタと回る音
師匠のハリがあって緩急ある涼やかな声
五体に
こころに
いのちに
染み透り、
私を癒しました。
本当にありがとうございました!!!

そして
菜々子弁士。
貴女と田村幸士さんのツーショット写真を
撮ってあげそこなった私を、
何卒お許し下さいませ!!!(^^;)

ちゃっかり


