漸く書き始めた | 活動弁士は七変化

活動弁士は七変化

映画はかつて無声で、生の語りで説明者がいたのです!

三月半ばから牛込神楽坂にシノギに出て、
半月の予定が四月末まで延長・・・

休む間もなくGWは、木更津と入間のアウトレットへ
寄せては上げる‘さすらいのぶらぢゃー売り’となり、
終わったらさらに休みなく、ぶらぢゃーの別部門研修・・・

やっと休めた昨日から、
風邪にてダウン・・・
兎に角移動時間が長い仕事で気を張っていたのですが、
ここに来て一段落して溜まっていた疲れがドッと出た様子。
もともと気圧の変化に弱いので、
五、六月は鬼門なんですよね~

そうは言っても公演は待っちゃくれないから、
昨日からボソボソと書き始めました。

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牛込神楽坂の仕事が終わって、
一気に図書館で集めた資料たち。
無声映画のホン書き資料なんて、
書架にある本ばかりだったりします。

普段はなかなか借りられることのない本たちが、
陽の目を浴びる時でもある!?

中でもテープで借りた、
故・芥川隆行さんの朗読「椿姫」が、
とても参考になってます。
(※マルグリットの声は、平 映子さん)

調べたら現在でもCDで販売されているようです。

芥川隆行名作シリーズ
http://www.della.co.jp/item/item_detail.html?product_id=1021

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映画そのものは少々拙く、
主演のアラ・ナジモヴァの演技スタイルは、
かなりのオーバーアクションでいかにもサイレント的!?な演技。

しかし、この彼女の造り上げた独自の「世界感」や、
当時42歳(共演のヴァレンチノは26歳)とは思えないその美貌・・・

美術のナターシャ・ランボアが描いた装置がまた凄い!


この装置を見るだけでも、
観る価値がある映画だと思いますね。


・・・というワケで、
当分夜なべな日々が続くのでありますっ (`・ω・´)ゞ