長い手紙・其弐 | 活動弁士は七変化

活動弁士は七変化

映画はかつて無声で、生の語りで説明者がいたのです!

…今日の午後、粗大ごみ回収に来るのに…

徹夜しても終りません~
とりあえず冷蔵庫は終わった!


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今は亡き、紙芝居屋・秋山呆栄さん。

本当に可愛がって頂きました。

秋山さんから沢山のお手軽を頂きました。

そんな中で…



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私の弁士としての将来を心配して、様々書いて下さった一通が宝物です。


私が口が悪くて損をしている。
言っている事は正しいが、もう少し正論は控えて大人しくしていた方がいいよ…と、やんわり窘めて下さっています。


あの頃は、
『そんな事を言ったって秋山さんっ!!』と思ったけど、今はおっしゃる事がとても良く解ります。

正しい事を言っても変わらない局面なら、何もわざわざ反感買う事もないのです。


私も少しは大人になりましたよ。

秋山さん。



今も毎年お仕事を頂く品川宿のOさんが、笑いながらよく思い出話をします。


『秋山さんが斎藤さんの事を俺に紹介した時の開口一番はさぁ~
“口は悪い奴なんだけど…”だったんだから!』



私が一番仕事がなくて苦しかった時に、

『俺は悔しくてなんねぇ!』と、
私以上に頭から湯気を出して怒っていた秋山さん。


もっともっと


生きていて欲しかったです。




手紙っていいね。


ずっと取っておくね。



読み返すたびに、
泣いちゃいますよ。



本当に、ありがとうございます。