毬の行方・其の弐 | 活動弁士は七変化

活動弁士は七変化

映画はかつて無声で、生の語りで説明者がいたのです!

本日は「毬の行方」と「豪勇ロイド」の最後の稽古。

あとは24日の本番に臨むばかりだ。


稽古はピアノの松波里香さん宅に行って、ピアノに合わせながら。

いつも休憩時間にお昼か小夜食などいただいて、また稽古。


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こちらは前々回の時のRika作・ポトフとメロウ作チャーハンのコラボ。

そういえばチャーハンは自分の分だけだったわねぇ・・・アタシ!(^▽^;)




ピアノはRikaちん作曲の部分が殆どだが、必要に応じて既成の曲も入る。

今回は卒業式のシーンには定番の「蛍の光」が流れ、

運動会のシーンでは、メドレーでウィリアムテル序曲やら何やら、

運動会でよく使われる音楽を挿入していただいた。

このシーンはミドコロ、いやキキドコロかつ苦労に苦労したシーン。


もともと「いいなぁ」と思っていたシーンが、

生ピアノが入るとこの上なく感動的なシーンになる・・・。

稽古しつつウルウル~~


無声映画の劇伴はことのほか難しいと思う。

音楽は映画の「前」には決して出ず、

弁士よりも一歩引いて画面を彩る、影の立役者だ。



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この映画の原作者は、佐藤 紅緑(さとう こうろく)

当時のとても著名な、児童文学作家である。


サトウハチロー、佐藤愛子(異母兄弟)の父としても知られているが、

調べていくと書いていた作品群とは、全くかけ離れたお方。

先妻と本妻と愛人の間に10人くらい子供がいるが、先妻の子供は殆どが

「放蕩」になってしまったそうで・・・。




軽く衣装の打ち合わせもして、Rikaちんの生徒さんが来る前に退散。

Rikaちんは、自宅でピアノやリトミックを子供達に(時には大人)教えている。




さぁ・・・泣いても笑っても週末は本番!

突っ走るでぇ~~~






佐藤 紅緑

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E8%97%A4%E7%B4%85%E7%B7%91


Rika 「プカプカ音楽教室」

http://pukapukamusic.com/music/


Rika 「ビン笛合奏団Laマーズ」

http://la-mars.com/