温暖化によって毎年北極の氷が小さくなっている・・・半ば常識となっているこの話し、本当に正しいのでしょうか?

以前の記事で、温暖化の本当の悪役は二酸化炭素ではないという話をしました。地球でもっとも大きな温暖化にかかわるガスは水蒸気だということもお話したと思います。
とはいえ、現在は二酸化炭素の削減そのものが温暖化ストップにつながるということが一般化しています。だとしたら、北極の氷は産業革命以後、毎年小さくなっていなくてはなりません。そうでなければ、この理論は理屈に合わなくなります。

では実際はどうでしょうか?

調べてみると、産業革命以後、一番北極の氷が大きかったのは、1970年代です。

はて、これでは理屈に合わないですね。二酸化炭素が原因なら、産業革命前後がもっとも氷の面積が大きくなければいけません。ところがデータはそれに反して、二酸化炭素発生量が急激に広がりつつあった1970年代。つまり、北極の氷の面積と二酸化炭素の増加とは相関関係がないことになります。

しかし1970年代をピークとして北極の氷が小さくなっていることは確かで、それに対してどのような要因があるのか、はっきりしていないのが現状です。

地球の気象条件はいろいろな要素が絡み合ってできています。このなぞも、そのうち科学が解明してくれるでしょうが、われわれもしっかりと現状を見極め、報道だけに躍らせられないことが必要そうですね。