さて、ある程度物語の筋書きが決まったら、人物作りに入ります。

実はこの作業が一番大変で重要なことになります。

皆さんも大好きな映画や小説の登場人物の名前や顔は、けっこう覚えていると思います。それは、物語の構成自体はそれほど特徴がなくても、その登場人物が印象的で魅力的であれば、物語自体も魅力的に感じるからだと思います。

これは名前が印象的な名前であればいいというわけではありません。人物像そのものが魅力的で印象的でないといけないということです。逆に言えば、人物像が魅力的でなければ、いくら完成度の高い作品を作っても、心に残りにくいということです。場合によっては、せっかくのいい作品が台無しになってしまうこともあります。それだけに、この人物作りには時間をかけて、入念に設定をすることが必要です。

では、どのように人物を作ればいいのか。

まずは、前回のようにモチーフを使って物語を作る場合、モチーフになる題材に出てくる人物を、そのままの性格を自分の作品に移植してしまう方法があります。それに、自分なりのアレンジを加えれば、それはそこそこの人物が作れます。

しかし、それではやはり限界があります。そんな時どうやって考えていくのか。それはまた次回に説明したいと思います。