家庭から排出されるゴミ。そのゴミの処理に対して、皆さんはどのように対応されているでしょうか?家庭から出るゴミは、その種類によって回収日が違い、それによって、家庭でもゴミの分別をしなくてはなりません。今日は燃えるゴミの日、あしたは資源ごみ・・・などと、結構分別とは難しいものです。
しかも、この分別の定義は各自治体でばらばらなのが実情。引越しを経験された方は、まずゴミの出し方を教えてもらわないといけません。ちなみに私の住んでいる地域では、プラスチックは可燃ごみになります。ただしペットボトルは資源ごみで、ラベルは可燃ごみで蓋も可燃ごみになります。しかし、前に住んでいたところでは、プラスチックは不燃ごみ、ペットボトルは資源ごみでした。分別するのは仕方ないとしても、分別の方法は一貫したものを作ってほしいものです。

さて、そういったゴミですが、年間どれくらい処理されているのでしょうか?

私がインターネットで調べたデーターでは、2004年の一人当たりのごみ排出量は、一日あたり1086g。およそ1キログラムのゴミを毎日私たちは捨てていることになります。年間の排出量のトータルは、5059万トン。この数字は、年ごとに多少のばらつきはありますが、ほぼ毎年5000万トン以上排出されています。これらのゴミがすべて水と同じ密度のゴミだとすると、それを全部埋め立てて処分する場合、どれくらいの用地が必要でしょうか?水の重さは1ccで1gですから、計算すると5千万立方メートルになります。つまり、このゴミを埋め立てるためには深さ100メートル、縦200メートル、横2500メートルというとてつもない大きさの穴を掘らないといけません。もっと分かりやすく言えば、50万平方メートルの土地を100メートルの深さに掘り下げるということです。50万平方メートルというと、おおよそ18ホールのゴルフ場1個分の土地です。それほど大量のゴミが、毎年捨てられているということ。いかに排出されるゴミが多いかわかると思います。しかもこれは、あくまでも一般ゴミとして捨てられているゴミの量です。産業廃棄物を入れると、どうなるのでしょうか?

同じ2004年の産業廃棄物の量は、なんと一般ゴミの約8倍の4億1700万トン!これを埋め立てですべて処理するとなると、深さ100メートルとして、縦1600メートル、横2500メートルの大穴を作らなければなりません。これが、わずか1年で排出されるというのは驚くべき数字です。これを毎年続けてすべてを埋め立てて処分することなど到底できるはずはありません。もちろん、一般ゴミだけでも埋め立て用地を確保することすらできません。

もちろん、これらのゴミはさまざまな形で処理され、最終処分されていきます。そこで、ゴミとして埋め立てなどで最終処分される量は、排出量と比べてかなり体積は少なくなっています。とはいえ、狭い国土の日本で埋め立て処分できる用地を確保することは、総簡単ではありません。とりわけ、今の日本では環境問題に対して非常に敏感になっているため、いざ、処分場を確保しようとしても近隣住民からの激しい反対にあい、処分場がなかなかできない実態もあります。

産業廃棄物は別としても、これらのゴミは私たちが出したゴミです。このゴミをどのように少なくし、また、資源として再活用できるものは、できるだけリサイクルすることが、私たちにも求められていることにかわりはありません。決して他人事ではないのです。先ほども説明したとおり、私たちは毎日約1キログラムのゴミを出しているのです。年間に直すと365キログラム。4人家族であれば約1.5トンのゴミを一年で出している計算です。それほど大量にゴミを出しているということを、私たち一人一人が自覚する必要があるでしょう。

ゴミの分別回収は何かと手間がかかりますが、資源として再利用できるものがあるならば、それを有効利用して、実質的なゴミの量を減らすことに繋がりそうですね。それならば、私たちも協力しないわけにはいけません。では、そうして分別したゴミがどのように再利用されているのでしょう?これからは、そのあたりを調べてみましょう。