代替フロン等のガスに関しては、やはり身近なところに存在します。
代替フロン等に入る温室効果ガスは、HFC・PFC・SF6の3種類です。もともと、フロンガスはオゾン層を破壊するということで、全面的に禁止になりましたが、それまではエアゾールの充填用ガスとして、またエアコンや冷蔵庫の冷媒として利用されていました。

代替フロン等のガスに関しては、当然そういった場所で今も使われています。ただしエアゾールなどの充填ガスはLPGやDMEが主流を占めています。

このガスが問題だとされているのは、その温室効果だとされています。二酸化炭素換算で数千から数万倍の温室効果があると言われています。たとえばかりに、温室効果が二酸化炭素の五千倍だとしてみると、これらのガスを1g放出しただけで5キロの二酸化炭素を放出したのと同じということ。ですから、これらのガスの排出量を減らそうというわけです。とはいえ、この3つのガスの二酸化炭素換算の放出量は全体の2%程度(日本の場合)です。

これらのガスの放出を最小限に食い止めるためには、エアコンなどで冷媒として使われているこれらのガスを、廃棄する際にどれだけ回収できるかということ。いまのところその回収率は決して高くはありません。将来的にこれらのガスの回収率を上げたとしても、ロスが出ることは避けられません。回収率を上げても60%から70%程度とされています。逆に言えば全体の3割程度は回収できずに放出されているということになります。

だとすれば、これらの放出量を減らすためには、これらのガスに変わる別のガスで温室効果が低いものを代替ガスとして使えるかどうかということ。そうすれば問題は解決とまではいかないまでも、リスクは減らすことができます。はたして、そんな都合のいいものが見つかるかどうか、今後の研究課題となるでしょう。
もしくは私たち消費者が、エアコンや冷蔵庫を使わない・買わないという方法もありますが、それは可能でしょうか???