私が大学のころの話です。

大学の研究室で友人と一緒に実験室のとなりの準備室で、レポートを書き書きしてました。しずかな部屋の中で、かりかりとペンを走らせる音だけがしていました。
ふと気がつくと、私の右側のドアが開いていて、そこから一人の人影が入ってくるのが肩越しに見えました。チェック柄のスカートがちらっと見えています。彼女はなにもいわず、私の横に立ってじっと私のほうを見ているように感じました。
わたしのすぐ後ろには科学天秤などの機械がならんでいるのですが、通路がせまく私が座っているので通れないのかと思い、ちょっといすを引いて通れるように道を開けました。

「!」

次の瞬間、気配がふっと消えてしまいました。
あわてて周りを見ましたが、友人と私の二人しかいませn。となりの実験室にもだれもいないのです・・。おいおい、真昼間からまさか・・?

私:「なあ、さっき誰か入ってこなかったか?」
友人:「だれも入ってこないよ。何か変なものみたの?おれ、そういうのぜんぜん感じないひとだから」

やっぱり・・・。でもさっきの女の人はなんだったんでしょう?あまりに自然にでてきたんで、目的も何も分からずじまい。いまだになぞです・・。