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辨理士の加須の通信制大学のすゝめ

理系出身の弁理士が、イチから法律を勉強したいと、通信制大学の法学部にチャレンジする話。

ほとんど更新していないので、もう勉強やめたと思われているかもしれません。。。

意外にブログの更新は面倒なものですね。かなり後追いになりますが、少しずつネタを投稿していきます。

2012年の夜スクに参加しました。法学甲類なのになぜか政治系に興味をもってしまい、履修の科目は以下の通りとなりました。

月: 社会学特論
水: 政治思想論
金: マス・コミュニケーション論

社会学特殊は韓国人の先生で、主に移民政策についていろいろな切り口で講義されました。
特に印象に残っているのは外国人研修生の制度についてですね。実態は、「研修」の名前を借りた低賃金労働者の輸入でした。ある意味奴隷制度に近い印象です。確かに低賃金の労働者を雇いたい日本の中小企業にも問題はあるでしょうが、中抜きをしているブローカーが特に酷い存在に思えます。これを公的に認めている。なんかおかしいんじゃないかと思われます。

しかし、普通に暮らしている日本人はこのような制度の実態は知りません。そしてマス・コミュニケーションを通じて識者といわれる人たちは「少子高齢化のため労働人口が足りなくなるから移民が必要だ」と言います。あ、この授業の先生も移民は必要派でした(笑)。しかし、移民を入れるとすると、どのような形で入れるのか、実は結構難解な問題が山積みです。

上記のような「研修生」は、つまり非熟練労働者として入国するわけですが、国としてはスキルを持った熟練労働者が欲しい。しかし、熟練労働者は日本の制度では稼げないし、税金も高いし暮らしにくいから米国や優遇措置のあるシンガポールなどの新興国へ行ってしまう。非熟練労働者が来て日本国民の非熟練労働者層と仕事の奪い合いになり、需要と供給の関係で給与は下がり続ける。仕事にあぶれる国民も出てくる。非熟練労働者は稼いで自分の国に送金するか持ち帰ってしまって、日本の経済に寄与しない。一口に移民と言わずに、国としての方針を明確にして制度上の担保をしないと、国民に負担がかかります。

社会学特殊の単位認定は出席とレポートです。レポートの課題は自分で好きなものを選んで先生と合意してから書くという感じです。自分は外国人地方参政権についてまとめることになりました。

テキストは一応ありますが、ほとんど使いません。板書はわかりにくいキーワードを書く程度で、授業は基本パワーポイントで進みます。