弁理士のブログ -2ページ目

世界の競争に挑み、前進していきたい

先日の台湾出張で、台湾の特許事務所を訪問してきました。
訪問先の事務所では、アメリカ、ヨーロッパ、中国等に支店設置を行っており、海外スタッフを積極的に採用するなど、世界へのサービスの拡大に力を入れている様子が強く感じられました。

コミュニケーションツールの発達により、世界は身近な存在に変わりつつあります。
それは特許事務所の形態やサービスのあり方にも大きな影響を与え、世界の特許事務所間の競争は、今後激化していくことが予想されます。

RYUKAもまた、この世界の競争に挑み続け、前進していきたいと考えています。
そのためには、常にグローバルな視野を持ち、世界の動きに敏感である必要があります。

RYUKAが世界へのサービスを充実させていくために、パートナーには、今以上に戦略的なマネジメントに尽力していってもらいたいと考えています。また、各パートナーが十分にマネジメントに力を注ぐことができるよう、技術及び事務のリーダーを育成し、組織の安定を図る役割を任せていきたいと考えています。

RYUKAの発展に向けて、是非、一層のご協力をお願いします。

相互理解を深め続ける存在でありたい

人には、人を理解したい、人に理解されたいという欲求が、潜在的に存在しています。
周囲とのコミュニケーションを求める気持から、インターネットや、携帯電話や、TVなどの様々なツールが生み出されてきました。
これらのツールは爆発的な発展を遂げ、今や私達の社会にとって、なくてはならない存在となっています。
これは、世界の流れが、相互理解の促進を求める方向に動いていることを表しています。

この大きな流れのなかで、特許はどのような存在であるのでしょうか。
「特許 = 独占力」
こう捉えると、特許は一見、コミュニケーションを分断するもののように感じられます。
しかし一方で、特許という権利で発明を守られることにより、企業は安心して経済活動を行っていきます。
ライセンス契約、共同開発、生産委託など、特許があることによって企業間の結びつきは強まり、そうした活発なやりとりから、お互いの理解は深められていきます。
特許は社会経済に、そして社会のコミュニケーションの促進に、大きな影響を与えています。

そういう意味では、RYUKAもまた、人と人とのつながりを促進する存在のひとつです。
RYUKAはコミュニケーションの重要性をしっかりと認識し、クライアントとの、所員間の、相互理解を深め続けていく企業でありたいと考えています。

プロフェッショナルに不可欠な力

自分の話を親身になって聞いてくれた。身を乗り出して真剣に聞いてくれた。そんな人と会うと、とても嬉しいですよね。


人には誰でも「自分をわかってほしい。理解して、認めてほしい」という欲望があります。自分のことを理解されないととても悲しい。理解するために「聞く」ことは大切です。コミュニケーションは、あくまで「聞く」と「話す」の2つがあって初めて成り立つものなのです。
ところが、頭でわかっていても実際は難しいですよね。特に、クライアントに特許の利点や将来性を一生懸命説明している時。一生懸命になりすぎて、集中しすぎて、我を忘れて一方的にしゃべり続けてしまう。すると「うちの会社問題を抱えていて仕事を頼みたいのに、全然事情をわかってくれない」と、クライアントの心は離れてしまう。非常にもったいないですね。


こんな失敗は防ぐには、「自分を理解してほしい」という思いに支配された人を元に戻してあげることです。では実際、どうしたらいいのでしょう。個人的なお薦めは、まず、話している人(=「理解されたい人」)と聞き手の間に第三者を入れることです。例えば、部下がマネージャーに「自分の企画をわかってほしい」と直談判している時、他のマネージャーが出て行って「君は『自分を理解して欲しい』という思いに囚われていない?」と聞いてあげればよい。言われた人はハッとすると思います。


ただ、個人レベルでは限界があるので、組織的に意識しないといけません。文面に残して皆に配るのも1つの手段です。しゃべりすぎを上司から注意された時に「そういえば以前、そんなことが書いてある文面があったな」と文面を引っ張り出して、「次は聞くことを意識して、サービスを提供しよう」と反省できるからです。そうしてお客様の話を上手く聞き出せるようになれば、お客様の求めるサービスを出してあげられる。要するに、コミュニケーション能力こそ、プロフェッショナルになるのに不可欠な力なのです。

私はRYUKAをプロフェッショナルな集団にしたいと願っています。だからRYUKAでは、コミュニケーションを深め続ける姿勢に重点を置いています。
そもそも上に述べた「認められたい」という思いは、向上心から出るもの。上手に回転させて、皆で成長していきたいですね。