2011暮れ頃に話題になったあの訴訟が和解になりました。
私は、話題になってから少なくとも面白い恋人を5箱は買いました。
かなり売り上げに貢献したと思います。
それもこれも、訴訟による宣伝効果でしょう。
まんまとはまってしまいました。
結果は和解ですが、商標的には吉本側がかなり譲歩したような印象を受ける
和解であり、訴訟としては原告側勝利っぽく思われます。
しかし、実質的には、私が吉本の売り上げに貢献したように、
目に見えない宣伝効果のようなものは計り知れないと思います。
つまり、実質的には誰も損をしない(むしろ、みんな得をした)訴訟だったのではないでしょうか?
その証拠に、今私は無性に白い恋人が食べたくなっています。
もし、面白い恋人の商品企画の段階で、このような展開を選択肢の一つとして想定していた
知財マンがいたとしたら、それこそが真の商標知財マンです。
目指すべき高みだと思います。
早く、デザイン変更後の面白い恋人を見てみたい。