日本は”民主主義の国家”と言われています。
過の敗戦により、アメリカの占領下で練り上げられた政策により現在の政治体制が出来上がったとされています。
概ね、納得する経緯から戦後の日本が成長を遂げたと考えられます。
寺島実郎の世界を知る力の解説によれば、日本の近代史は次のようになります。
1.アングロサクソンとの一世紀にわたる同盟で培われてきた。
2.しかし、アジアの一国としての意識下で葛藤していた。
3.21世紀は???唐(から)ごごろから大和(やまと)ごころに回帰した。
(年号出展が漢詩から万葉集(令和)へ変わった)
日本経済の成りたちはどんな変化をもたらしているのでしょう。
過去は米国との貿易がトップでした。
しかし、21世紀には中国との貿易に代わり、アジア諸国(ユーラシア)との貿易も増加していきます。
アメリカだけを考えての交易だけでは、日本経済は成り立たなくなっています。
中国の傍若無人の大国としての成熟さにかけた外交攻勢には、癪に触りながらも日米同盟だけで国家を支える経済活動は成立しない状態です。
これからは日本国の外交構想力と覚悟が必要となってきます。
アジアアに広く目を向けたユーラシア外交構想力。
日本の底辺である「非核平和、民主主義、技術力」をテコにした外交を展開できる知恵を
働かせないといけないと思います。
アメリカ・中国をこえるアジアの民主勢力を育てなくては、ただただ制御できない大国に振り回されることになって
しまいます。
国力が低下している今、大きな構想力がいるのです。
容易なことではありません。が。。。。。