$950で車を買った

最近Youtubeでふと「月曜から夜ふかし」を見てみたら

すごく面白くて、エンドレスで見てしまう。

一人で部屋で手叩いて爆笑してるもん。

客観的に言うたらめっちゃ寂しく聞こえるけど

私は幸せなので大丈夫です。

it’s my happiest time:)

一つ見終わってもYoutubeがとめどなく新しい回出してくるから

平日の朝からずーっと夜ふかし。

特にご当地もののVTRが好き。

日本に住んでても知らないことってたくさんあるねー。

ていうか実は自分が住んでたごく限られた地域のことしか

知らないような気がしてきた。近畿地方、ていうか阪神間、

ていうか阪急今津線、ていうかむしろ仁川でも行ったことないお店

たくさんあるし、通ったことのない道もたくさんある。

あれだね、動物が山の中でも基本的にいつも通る道を決めてるのと

一緒だね。新しい道開拓すると危険な可能性があるから

基本的に通り慣れた道を通ってしまうという習性。

そんな攻めの姿勢がない自分に喝！

てことで、以前オーロラチェイスのことについて書きましたが、

オーロラはいつ現れるかがわからない、と。

私は車を持っていなかったので、

オーロラ指数が高い夜にオーロラが見れる場所まで

行くすべがないので、ここんとこずーっとやきもきしてて、

もういっそこんなにやきもきするなら

車買っちゃお⭐️

という考えに至り、

 じゃーん！！

1994年製トヨタカローラ。

お値段なんと$950なり〜。

オーストラリアドルが$1＝¥85として

日本円で約¥ 80750！

やっすうー！(・∀・)

下手したら靴より安い！

そう思ったらルブタンって高い！！

日本の常識でいったらびっくりのお値段だけど、

これはgum treeていうオーストラリアでとっても人気の

個人売買アプリで見つけたもの。

探せば$1000以下の車も結構な数出てくる。

たまに$400の車とかある。

まああくまでも個人売買だから不良品でも自己責任っていうのが

ちょっと怖いところなんだけど。

ここではなーんでも売ってて中間業者を通さない分

普通に買うより大分安く手に入る。

今住んでる家もこのgum treeで見つけた。

シェアハウスの住人募集や、シェアメイトを探す募集広告とかも出せる。

私が買った車は最初の売値は$1200だったんだけど、

売主が日本人の女の子で、親切にも値下げしてくれた。

ありがとうございます。

車の場合は頼めばまけてくれることも多々あるみたいです。

ファームで働いてるわけでもなし、

家から歩いて５分の店でシティージョブしてるのに

車買うなんて頭オカシイ！的なこと言われたけど、

私はタスマニアに写真を撮りに来てるので

いいのです。

これから８月の帰国までは

オーロラの撮影に全力で挑む！(°∀°)b

さて、火曜日に納車して、

水曜日に車の名義変更も済ませて、保険にも入ったし、

早速先週の木曜日の夕方から撮影に行ってみました！

オーロラレベルは全然高くないし、

思いっきり曇ってるけど、

今日はいざオーロラ撮影日和！！てときにチャッ！と

撮影ポイントに向かえるようにロケハンてことで、出発。

古い車なのでエンジンかけたらブルブル震えるし、

右に曲がるときキィー！て音なるけど、

まあ大丈夫でしょう！

場所は家から３０分ほど南に下ったTinder box marine reserve　

ていう小さい港へ。

友達からもらったUSB充電器をシガーソケットに挿して

ケータイの充電もバッチリだし、グーグルマップよ、

頼んだぞ！！！

海沿いの下道で行くものかと思ってたら、

グーグル先生、高速道路で行く道を推薦…。

あーどうしよう、とか思ってるうちに

あれよあれよと高速乗っちゃった…。

このときの時間夕方の５時半前後、

高速道路は家路につく人の車でいっぱい。

オージー運転荒い、どんどんあおってくる。

いやだ、その手には乗らないぞ、あたしゃスピード違反で一回ひどい目にあってんだ。

守ります、法定速度！

そしてプルプルしながら高速を運転したら、キタコレ、

ラウンドアバウトー！！！

あのぐるぐるする交差点！

 やだ！一車線のラウンドアバウトは通ったことあるけど、

これ二車線やん！一体どのタイミングで入ったらいいのかもわからないし、

右車線か左車線どっちに入っていいのかもわからないー

あぁー！って思ってる間に本当に出なきゃいけない線に出れずー。

もう私はどこを走ってるのかわからなぁーーーーい！！！

グーグルマップはリロードしまくってピコーンピコーン

警戒音だけが鳴り響くー( °д°)

もうやだ、帰りたい、調子乗って車なんか買うんじゃなかった。

とか思いながら適当に運転してるうちに、

なんか高速降りれたwww

あとはだれも通らない下道をもくもくと運転しつつ、

恐ろしいことに気づいた、

あれ？ケータイ充電されてなくない？

この車シガーソケット壊れてない？

私がオーストラリアで買ったケータイ本当クソで、

満タンに充電してても夕方には切れる。

この気づいたときにはすでに赤ランプ点滅中、

あ、これもうすぐ切れる、

グーグルマップが生命線なのに、

これ切れたら私家に帰れない。

FUCK!!!!!!!!!!!!!!!

そうこうしてるうちにとりあえず

目的地Tinber box marine reserveに到着。

曇ってるけど、桟橋的なところに三脚を設置して

撮影開始。

あの南の方にぼんやり光ってるのはもしかしてオーロラ？

と思ったけど、雲に映った街の光でした。

ボートがかわいい。

雲が晴れたら星が見えるのになーと思いながら

ひたすら雲が流れていくのを待つ。

タスマニアは秋、

…さむい(´・ω・`)

あたりには人っ子一人いない。

真っ暗な海に一人…。

ザザーン、ザザーンと波の音だけがむなしく響く。

…こわい(´・ω・`)

真っ暗な海面を見つめてたら、ときどき青い光がチカチカ光ってる。

あれ？夜光虫？

タスマニアの海には夜光虫が見れるスポットがたくさんあって、

季節、シーズンとか特になく見れるらしい。

これはネットから引っ張ってきたタスマニアの夜光虫の写真。

夜光虫は刺激に反応して光るので海に向かって石を投げいれると

こういう風に水しぶきと光ってる夜光虫の写真が撮れる。

あ、もしかしてこんな写真が撮れるかもしれない！

と思って海岸から石をたくさん拾い集める、

シャッタースピードを３０秒にセットしてセルフタイマーで

シャッターを切る！

すかさず持っていた大量の石を

ドボン！ドボン！と投入！

ドボン！ドボン！

シーーーン。

…光らず(・∀・)

誰もいない港で、真っ暗闇の海に向かってひたすら石を投げる

30歳、独身、女。

なにこれ？妖怪か何かかな？わたし。

もういい、今日は帰る。

ということでバナナを食べて帰路へ。

かろうじてケータイはまだ動いてるが家に着くまではもたない気がする。

街灯もない真っ暗闇の道をノロノロ進む。

なぜノロノロ進むかというと

「あのー、渡ってもいいすかあー？」

て感じでちょいちょいポッサムとかワラビーがのそーっと道路に出てくるから。

夜行性動物、優先。

本当こういうとき動物と目が合うんだよね。

なんとなくお互いコミュニケーションが取れてる気がして、

「あ、どうぞどうぞ。」

みたいなね。

車の横をデカめのベネットワラビーが並走してたときはちょっと

びっくりした。

でも色々動物みれて満足。

帰りはグーグル先生がどれだけ高速道路を推してこようと

断固下道で帰った。

あとは家まで一本道です、てとこで

案の定ケータイがご臨終されたけど、道わかってるエリアで本当よかった。

シガーソケット修理しないといけないなー。

ハラハラドキドキの初一人ナイトドライブ、

なんとか無事に家に帰ってきた。

さ、「月曜から夜ふかし」見よっと！