受験期に入り、いざ受験勉強を始めようとすると、何をしてよいのか分からない、あるいは、入試問題をやってみようにもさっぱり分からない、という人は多いですね。
仮に、基本的な問題をやってみなさい という話になっても、しっかり自力で考えて解くことができないという方もみえます。
受験の経験があまりない人は、受験問題をやり始める時点でどうしようもない壁に阻まれていたりします。
例えば、大学受験を考えているのに、高校自体のレベルが低く、授業が受験を想定したものでないために、いざ標準的な受験対策をしようにも学力のギャップで苛まれるわけです。
このような方は、無理に大学入試問題に当たらずに、ひとまず高校入試がきちんと出来ているかやってみましょう。
特に、滑り止めなどで私立高校の受験を経験していないようでしたら、是非一度は私立高校の入試問題を解いてみてください。
時間配分や受験に関しての極めて基本的な事項を把握できていないことが多いからです。
比較的上位の受験生とのギャップは、テストや演習の際の問題の解き方から生じているものです。
大学受験以前に、高校受験もクリアできないようではお話になりませんよね。
もう少しきちんとお話すると、私立高校受験では、大学入試を想定した基礎力を測る傾向に概ね傾いているのです。
ですから、高校入試で考え方の基礎、受験の姿勢を身に付けると、大学受験の参考になる部分もありますよ。
意外とそういった基本ができずに点数を取れない人は大勢いますから、なんらかの実力アップには結びつくことでしょう。
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