成績が上がらないのは〇〇のせいだった！

「宿題やってるのに、テストの点数が上がらない…」
「文章題になると、途中でつまずいてしまう…」

夕飯の準備や家事に追われながら、子どもの勉強が気になって、ちょっと焦る…。そんな忙しいお母さん、多いですよね？

実は、こうした悩みの背景には、脳の「ワーキングメモリ」が関係しています。

ワーキングメモリとは、頭の中の「一時的なメモ帳」。先生の話を聞きながらノートをとったり、文章題を読みながら計算したりできるのは、この力のおかげです。

学生時代は、小中高すべて塾なし＆ほぼノー勉。

しかし、

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マダム

その、ワーなんとかってなんやの？

ワーキングメモリとは、外部から入ってきた情報を一時的に記憶し、処理する能力です。

マダム

どういうこと？

もうちょっと詳しく説明すると、ワーキングメモリって「脳のメモ帳」って言われたりするのですが、情報を一時的に保存して、話をしたり聞いたり、計算したり、作業をしたりする能力です。

マダム

そのワーなんとかが大きいとか小さいでなんかちゃうの？

ワーキングメモリが大きい子は、勉強がラクに感じられることが多いです

👉 ワーキングメモリが強い子は、「理解 → 記憶 → 応用」の流れがスムーズになり、勉強そのものが苦になりにくいのです。

マダム

そのワーなんとかって、鍛えたりできるん？

できますよ！

「うちの子はメモ帳が小さいから無理…？」なんて心配はいりません！
ワーキングメモリは、日常の中で楽しく鍛えられます。

暗算：12×3 ＋4×7 などを頭で計算。数字を保持しながら操作する練習に。
読み聞かせ：本を読み聞かせて、内容についての質問する。
記憶遊び：神経衰弱や「買い物リストを覚えて言う」で楽しく記憶力アップ。
👉 夕飯の買い物で「卵・牛乳・パン・りんごを覚えててね」と頼むだけでも立派なトレーニング！
算数の文章題で練習：
- ➀ 一読させて「見ないで説明」させる（例：「りんごを3個買って、さらに2個もらいました。合わせて何個？」を一度読ませて説明させる）
- ② 一度だけ読ませてから解かせる
- ③ 一度読ませて別の計算（例：5＋3）をしたあと、最初の文章題を解かせる
  👉 問題を覚えながら頭で整理する練習になり、ワーキングメモリがグンと鍛えられます。
意味のない文字列を覚える：
子どもに「KDP」「WZX」「LQR」など意味のない文字列を一度だけ見せて覚えさせ、その後で別の課題（計算や漢字練習）をさせる。最後に「さっきの文字列は？」と聞いてみましょう。
👉 「保持＋切り替え＋再想起」をフル活用する高レベルなトレーニングになります。