おじいちゃん、おばあちゃんのお金のヒミツ
おはようございます、あるいは、こんにちはこんばんは。
暑さに溶け出しそうなお弁慶です。
「なんで、おじいちゃんおばあちゃんって、あんなにお金もってるんだろう」
「働いてないのに、不思議だな~」
「あ、貯金がたくさんあるのか!」
と、小学生の頃は思っていました。笑
でも、これにもカラクリがあったんですね。
今日の結論
お年寄りは「年金」をもらっている!
若いころにお金を払っておけば、
65歳になってからお金がもらえる仕組み
働いてないけど、お金が「もらえる」仕組み
ズバリ『年金(ねんきん)』という仕組みが日本にはあります。
若いころにお金を支払っておくと、65歳をこえてからお金がもらえる!
年金を一言でいうと、こんな感じ。
「なんだ~そんなことか」
と、その単純さにがっかりしましたか?
いえ、単純ではないんです。ちょっとだけ複雑。
もうちょっとだけ詳しくお話してみますね。
年金(ねんきん)は、払わない方がいい?
「だったら、若いころに貯金しといて、そのお金で暮らしたらいいんじゃないの」
って思いませんか?
どうせ払ったものが返ってくるだけなんだから。払わなくていいじゃん?
いえ、違うんです。
これが、年金の面白ーい仕組みなんですね。
日本という国を、ひとつの家族と考えてみましょう。
70歳のおじいちゃん、40歳のお父さんとお母さん、そして10歳の子どもの4人家族とします。
お父さんとお母さんは働いているので、お金をかせいでいます。
そして、かせいできたお金の一部を、一度貯金箱に入れるわけです。
おじいちゃんは、その貯金箱の中から、毎月決まったお金をもらいます。
これが、ざっくりとした年金の仕組みです。
若い人が払ったお金が、65歳以上の人たちに配られるわけです。
もし、若いときにお金を払っていなければ、年金はもらえません。
「あんた若いときに貯金箱にお金入れてなかったでしょ!年金は、なし!」ってな具合になる。
「でも、それなら払わずに、自分で勝手にそのお金をためとけばいいんじゃない?」
と思うかもしれません。
でも、実はこの考え方、損します!
ここでのポイントが、この『貯金箱』の中身です。
実は、この中身には、子どもがいれたお金も入っています。
どういうことでしょうか。
実は、もらえる年金の中には、税金(ぜいきん)で集めたお金もふくまれているんです。
年金(もらえるお金)=保険料&税金(で支払ったお金)
これが半分ずつふくまれています。
税金は、みんなが強制的に払わないといけないお金でしたね。
ということは、もし、年金をもらうためのお金を払っていなければ、税金分ももらえないことになるんです。恐ろしいですね。笑
税金まとめ
まだまだ税金についての大切なことはありますが、今日はここまで。
とにかく、きちんと支払っておくこと。
どういう仕組みになっているか知ることで、損をしません。
世の中の仕組みは、知らない人が損をするようにできています。
少しずつ仕組みを知って、お金に強い人になりましょう。
それでは、今日の素敵な1日を~♪