生後2日 命名+出生届 | アメリカでの年子育児日記

アメリカでの年子育児日記

2009・2010年と年子を出産。
2011年4月にアメリカにやってきました。
子育てやアメリカ生活を綴っていきます。

息子の名前が決まりました。


以前から仮で決めていたとおり、慧仁(けいと)君です。



慧という漢字は夫婦二人ともが息子に望む姿だったので

使用することを決めました。


」とは…


慧眼、智慧という言葉に使われ

意味として、本質を見抜くことらしい。


仏教の三学「戒」「定」「慧」の一つで、意味は本質を見極めること。

また、浄土系の仏教では釈迦の十二光の一つに「智慧光」というものがあり、

・衆生のまどいを除き智慧を与える光

・衆生の迷いの闇を照らし導く光明

という意味がある。


慧眼とは息子に備えてほしい力そのものだ。

」とは…

自分に克つ強い心を持ち、すべての人に思いやり、慈しみをもって接すると

言う意味。


命名の背景は、夫のブログ に詳細を載せてありますが、

抜粋します。


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息子の名前について、考えたことをメモする。



子供ができて、名前を考えることが必要になったとき、

まず、将来、名前の意味を教えてあげられるような名前にしようと決めた。



その後、いくつかコンセプトを考えた。



1.発音が難しくない、またはニックネームが簡単。



 これは、最近、外国に行くことがあって、

 「日本人の名前は必ずしも発音しやすいものではない」

 と思ったから。

 実は僕の名前も英語文化圏の方は発音しにくそうです。

 息子には日本だけでなく、世界を見て生きてほしいので、

 (外国の)友達にも発音しやすいものをつけようと思った。



2.仏教関連の漢字を使う。

 

 ヨーロッパやアメリカで街を歩く(特に地下鉄に乗る)と、

 自分が黄色人種であることを意識する。

 一方、中国や東南アジアでは、見た目が近いので、

 黄色人種であることをあまり意識することはない。



 何か新しいことを始めようとすると、

 周りはすべて他人である環境に飛び込まざるを得ない。

 そのとき、まず大事なのは見た目だと思う。

 その時の頼りどころは性別以外には、「黄色人種」「(東)アジア系」ということくらい。

 その後、会話の中から、

 日本人なのか、韓国人なのか、中国人なのかいう話になる。

 

 息子にはアジア人である自信を持ってほしい。

 知らない非アジア人ばかりの環境でも、胸を張ってほしい。

 

 僕ら日本人にもあって、さらにアジア人共通の何か ―それは仏教ではないか??(もちろん例外はある)

 

 初めてタイ北部やミャンマーに行ったとき、

 人々の生活・文化に親近感を覚えた。

 それは、生活の中に根付く仏教信仰にあると思う。

 

 私はそんなに熱心な仏教徒ではないが、

 心のどこかで仏教に対する信仰心があるように思う。

 それは小さい頃から生活の中で徐々に染み付いたもののように思うが、

 決して切ることのできない何かである気がする。

 

 ならば、アジア各地の仏教徒も同じなのではないか?

 小さい頃から生活の中で染み付いた信仰心で、

 決して切ることはできない何か。

 

 それなら、仏教は胸を張れるアジア人の誇りだと思う。



3.他人の心が分かる人間に育ってほしい。

 

 今まで生きてきて、

 人間的に好きな人・嫌いな人を思い浮かべてみた。

 

 結局、その違いは何で、何が大事なのか。

 

 そんなことを考えていた頃、TVで平原綾香が出演していて、

 彼女の父(サックスプレーヤー)が幼稚園児だったころの園長先生が出ていた。

 園長先生は高齢(101歳)だが現役の園長先生で、長年子供の成長を見てきた。
 
 平原綾香の父は園長先生を恩人としているそうで、
 平原綾香もお世話になったことがあるらしい。
 
 そんな園長先生の言葉、「人の心が分かる人間になりなさい」がピーンときた。

 私が好きな人・嫌いな人を分けているのは、人の心が分かるかどうかだ!と思った。


 人の心が分かる人間の元には、はすばらしい仲間が集まるもの。

 息子にはすばらしい仲間に囲まれて幸せな人生を歩んでほしいと思う。



4.自ら人生を切り開いて進んでほしい。


 人生、結局、やるかやらないか。

 これは本当にそう思う。
 
 新しいことにどんどん挑戦して自らの哲学を作り上げてほしい。

 挑戦すれば、結果がどうであれ、強い自分の生き方が作られる。


 ただし、闇雲に挑戦するのは(「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」かもしれないが)いただけない。
 
 忘れてはいけないことは、

 挑戦することも含め多くの人生のイベントには、本人以外の他の誰かが関係していること。
 一人でできることは限られている。

 多くの人の助けをもらって挑戦することがほとんど。

 また、挑戦にはリスクが伴う。

 人の人生に対する責任を背負って、挑戦することは並大抵ではない。

 それでも他の人を導き、果敢に挑戦し、他の人の人生も幸せにするような成功を得る。

 親のエゴかもしれないが、このことができる人間になってほしい。

 


5.今っぽい読み方にする


 最近、かっこいい読み方の名前が増えている。

 賛否両論ではあるが、「音」がかっこいいことは理屈抜きに共感する。


 仕事で、高齢者の方の名前を見ることがある。
 そこには、ウメとか七郎とか、いかにもおじいさんおばあさんの名前が並ぶ。
 
 昔の小学生はこんな名前だったんだろう。

 そして、当時の親世代は○衛門(男性)、お○(女性)とかだったのかもしれない。

 意外と「最近の子供の名前はなんだ!」なんて言っていたのかもしれない。


 時の流れと共に、移り変わる。

 こういうことは、名前だけではなく、言葉やファッションなど、
 文化に関することの多くに当てはまる。


 年長者が若年者に「最近の若いもんは・・・。」は繰り返される。

 若年者が年をとると自分の若い頃を基準にして「最近の若いもんは・・・。」を繰り返す。

 

 理系的に言うとコントロール(対照試料)が経時的に変化するということだ。

 それなら、昔のコントロールに対してどうなのかということは意味を成さない。


 今っぽい読み方の音がいいなら、使うべきだと思う。





ここまで来て、名づけの本を2冊買った。

読んだけどこれと言ってピーンとくる名前に出会えない。


そこで、いくつか気に入った漢字をリストアップした。


その中で出会った漢字が「慧」

仏教の三学「戒」「定」「慧」の一つで、意味は本質を見極めること。

また、浄土系の仏教では釈迦の十二光の一つに「智慧光」というものがあり、

・衆生のまどいを除き智慧を与える光

・衆生の迷いの闇を照らし導く光明

という意味がある。


どんな社会でも挑戦し、成功するためには本質を突くことが必要だ!

本質を突かずにに挑戦することは、助けてくれた人に迷惑をかけることにもなる。


さらに、私の名前と繋げてもいい意味の言葉になることも決め手となった。


この漢字を中心にすることにした。


続いて、「慧」一字で行くか、止め字を使うか。


やはり、人の心が分かる人間というコンセプトを入れたい。

一字だと、そのコンセプトが弱い。

本質を見極めるばっかりに、自分よがりになり、人の心が分からなくなったらダメだ。



そこで、儒教(これもアジアの宗教)より「仁」を使うこととした。

意味は、儒教の五常の徳、四徳端、三達徳の一つで、

人間にとってもっとも普遍的で包括的、根源的な愛、
簡単には、他人に対する思いやりであると解釈される。

仏教と儒教の言葉を共存させて、節操がないと言われるかもしれないが、

いいと思っている。

いろいろな考え方のいいとこどりをして、さらにいいものを作るのが得意な日本人。

また、中東の宗教紛争を見ると、事の本質を見誤っているように思う。

憎しみあいの連鎖を引き起こすことはおそらく彼らの教義にはないと思う。

いろいろな宗教が共存できてこそ、いい世界だと思う。



さて、漢字の順番と読み方をどうしよう。


漢字の順番は、苗字の画数が比較的少ないので「仁慧」より「慧仁」の方がバランスがいい。


次に、読み方。

これが難題。

「けいじん」だとお坊さんみたいだし、
「さとひと」「あきひと」とも読むみたいだけど、ピーンとこない。

「仁」の読み方がポイント。


そこで、考えたことは「人」は「ひと」とも「と」とも読む。
この、「人」を「と」と読むのは常用外慣例用法らしい。
 多分、万葉集で有名な大伴旅人(おおとものたびと)とかから来ているのではないかと思う。(専門家ではないので自信は無い)


もしかしたら、「たびひと」の「ihi」が言いにくくて、「hi」が省略されて「たびと」になったのかも。(現代ではhi→biですが)

そうだとしたら「けいひと」の「ihi」も「hi」を省略できるかも。

(言語学はまったくの素人なので、想像です)

さらに、仁は人の形声文字でもある「仁」(にん・じん・ひと)を「と」と読むのも想像できないこともない。

(その後、漢字辞書には名乗りで「仁」を「と」とも読む記載があることが判明)

 
 以上から 「慧仁」と書いて「けいと」にした。



将来、「読めない!」と言われるとか、何度も訂正する必要が出てくるかもしれない。

けど、息子が自慢できる名前だったらいいな。


もし、気に入らなかったら、普段は通称「ケイ」が使える。



本質を見抜いてリーダーシップを発揮して、人の心が分かるやつ


生まれてきたばっかりから重いかな~。


でも、そのときはお父さんが支えてやるぞ!!



長文、お読みいただきありがとうございました。