大葉(青じそ)が勝手に生えるので、毎年育てて食べています。
一度撒いただけなのですが、毎年生えて来ます。
シソとは、紫蘇と書きます。
中国の故事で、紫になった死にそうな人にシソを食べさせたところ蘇った事から紫蘇と呼ばれるようになったそうです。
バジルシードっていっとき流行ったのをご存じの方っていらっしゃるでしょうか。
バジルシードやチアシードと言ったものがいっとき流行して一時はコンビニにも製品が置かれていました。
見た目はカエルの卵のようで、ゼリー状の塊の中心にプチっとしたゴマのような歯ごたえがある物体がある食べ物です。
私は他の食べ物では得られない食感や栄養価が高いと言う評判に影響されて好きなのですが、流行り廃りによって商品化されたモノは手に入れやすかったり入れにくかったりします。
バジルシードもチアシードも同じシソ科の植物の種だそうです。
シードの意味は種なので、バジルの種、チアの種と言う事ですね。
バジルと言うとシソ科のハーブですが、チアもシソ科のハーブです。
大葉ももちろんシソ科。
大葉が青じその葉のみを示す商品名で、青じそがその植物の名前かと思います。
一般にイメージしやすい紫蘇の実を付けます。
紫蘇の実とは花が咲いた後の完全に実となる前の事のようですが・・・
日本では完熟前のシソの実を食用としますが、シソの実も完熟させて乾燥するとゴマ粒の様なモノができます。
おそらくバジルシードやチアシードと簡単に区別がつかないような種になります。
バジルシードやチアシードを水に漬けるとまわりにゼリー状のモノができます。
それを食べるとなんとも言えない食感で美味しいのですね。
おそらくシソの実も完熟してから水分に浸かると同じようにゼリー状の物質を作るのかと思います。
したがって、発芽率が他の植物と比べて群を抜いて良いのだと思います。
なので日本でシソは一年草とされていますが、何もしなくてもだいたい同じ場所には生えて来ます。
長々と書いてしまいましたが、何を書こうと思ったかと言うとシソの葉に着く害虫の事です。
写真の様にシソの葉が食べられる事があります。
中々犯人はみつかりません。
犯人はだいたいこちらの幼虫。
典型的なコナガではないかもしれませんが、いわゆるコナガの一種です。
この蛾が卵を産み、幼虫が葉を食べて育ちます。
植物全体の生育にはそうそう影響を与えないのですが、虫食いの大葉って食べたくないですよね。
どれほど効くかわかりませんが、今日農薬を撒いてしまいました。