きゅうりの花が咲きました。
私の周辺でも収穫を迎えている話もたくさん聞くので、だいぶ遅れています。
当初撒くつもりはなかったので、種を撒く時期がだいぶ遅くなってしまったから仕方ありません。
写真は実は全部雄花。
雌花の元には小さな小さなきゅうりがあって、その先に花が咲きます。
きゅうりは1本の株で雄花と雌花をつけます。
雄花と雌花で受粉しないと実をつけないかと言うとそんな事はありません。
種なしブドウなんかをイメージして頂くとわかりやすいかもしれませんが、単位結果性と言って受粉しなくても実をつける植物だそうです。
ひとつの苗から雄花も雌花も咲くなんて不思議な感じがしますね。
しかも、どうせ実がなるなら雌花だけで良いような・・・
しかし、やはり受粉しないでも実はできるかもしれませんが芽の出るたねは受粉しないとできません。
種なしブドウはジベレリン加工と言う種ができない加工をしているそうです。
ひと房ひと房しなくてはならないそうなので、大変な作業かと思います。
きゅうりは受粉しても、しなくても基本的に種ができるのは食べるのに適した時期の後になります。
なのでジベリリン加工のような特別な事をしなくても、種を意識する必要はないのですね。
ジベリリンは植物ホルモンの一種で、種をつけない為と実を大きくする為の2回処理が必要なようです。
種のないぶどうが高価なのも仕方ないですね。