女性週刊誌『女性自身』と同性愛者向け月刊誌『薔薇族』が、陰毛が見える男性ヌード写真やイラストを掲載し、警視庁に送検されていた問題で、東京地検はこの日『女性自身』の編集長らを起訴猶予、『薔薇族』の編集長らを略式起訴する決定を下した。前者については「恥毛の掲載はわいせつに当たるが、男性ヌードの姿などはことさら刺激的ではない」ため、後者については「男性同士の性行為を露骨に表現しており、わいせつである」ためというのが処分理由。男性ヌードのわいせつ性が問題になったのは、これが初めて。この一件により、男性ヌードでも「恥毛が写っていればわいせつ」とする定義が生まれたのだった。


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