長雨があがると同時に気温もあがり、春めいてきましたね
今回はお花絞り（今回はあんこのお花絞りについて）のお道具について、前回のアイシングクッキーのお道具同様、ビギナーさんやこれから始めたいとお考えの方に向けてお話出来ればと思っています
まずはお花絞りでこれは必要
という、ものからいきます
絞り袋
お花「絞り」ですのでまずは絞り袋です。
絞り袋は一般的なお菓子を作る際に必要なビニール製の絞り袋のことです。
（繰り返し使える布製のものもありますが、衛生面や手軽さでビニール製のものを使っています）
今は100均でも色々なサイズのお取り扱いがありますね
ただ、あんこのお花絞りに限ってはどんなものでも良い、という訳にはいかないかったりします
というのがあんこは生クリームに比べて固さがあるため、ちょっと強度のある絞り袋が必要になってきます。
ですが、たまにあるのですがあまりにも張りがあるというか固すぎるものは握り辛く、絞りにくいのでこれもまた問題
余談ですが、今から半年程前までダイソーさんでお取り扱いされていた絞り袋は強度もあり、枚数も結構入っていたので重宝していたのですがモデルチェンジしてしまい今の商品は破れてしまう・・・という情報をいただいた為私は別のものを使うようになりました。（ちなみに私はAmazonさんで大量に入ったものを買っています
）
口金
絞り袋に続き、必須アイテムです。
一口に口金と言ってもかなりの種類があるのでお花絞りをしたことがない、初めてとおっしゃる方は「どの口金を買えばいいの
」となると思います。
私もお花絞りを始めるまで、どの口金を使うとどんな形状のクリームが出てくる、なんて分かっていませんでした
口金は「どんなお花を絞りたいか」「どんなサイズのお花にしたいか」によって選ぶものが変わってきます。
手始めにそろえておきたい、という場合は#102か#103と#352が私的にはおすすめです。
この2つがあればバラをはじめとする色々な種類のお花、そして葉っぱも絞れるので便利だしスタートには良いかなと思います
口金を作っているメーカーさんは色々ありますが、Wiltonさんのものが品質が安定していておすすめかな、と思います
（口金の種類によってはWiltonさんではお取り扱いされていないものもあります）
フラワーネイル
こちらもお花絞りでは重要なアイテムです。
「何それ」となる方もいらっしゃると思います。私もお花絞りを始めるまで知らないお道具でした。
文章だけで説明するのは難しいのですが、金属製の棒の先に台座が乗っている形状のお道具です。
お花をこの台座の上に絞っていくので、お花絞りでは必要になるんですね。
（中には直接土台であるケーキやおはぎなどにお花を絞る方法もあります）
製菓材料店さんでお取り扱いがありますので、入手しやすいですよ
ネイルスタンド
フラワーネイルに引き続き「何それ」となりそうなアイテムですが、フラワーネイルを立てておくためのアイテムです。
こちらは実はあまり簡単に手に入るものではなく、戸惑われる方もいらっしゃるかもしれません。と言ってもフラワーネイルをしっかり立てておければよいので、粘土だったり発砲スチロールに刺しておくという方法もあります。
私は正方形の木片に穴を開け、スタンドとして使用しています
レッスンに来られた生徒さんにはご購入いただける様にしていますので、ご入用の際にはお声かけ下さいね
フラワーリフター
またまた聞きなれない名前のアイテムですが、こちらはフラワーネイルの上に絞ったお花を移動させる際に使用します。
ハサミの様な形をしていますが切ったりすることはありませんし、出来ません
でもとっても便利なお道具で、やわらかく繊細なお花を移動させるのには欠かせません
このフラワーリフターもWiltonさんから販売されているのですが、一時期国内で品切れ状態になってしまっていて（Wiltonさんはアメリカのメーカーさんです）入手できないという事態が起こっていました
ちょうど華おはぎの大人数でのレッスン前で焦っていて、韓国製のものを何とか手に入れることが出来たのが今でも忘れられない思い出です
カップ
あんこに着色したり、加水して固さを調節するのに使用します。
私はセリアさんにある持ち手つきのスープカップを愛用しています
あんこは結構固いので、混ぜるのに力が必要です。持ち手があることでしっかり固定して混ぜやすくなるので便利ですよ
ヘラ
あんこを混ぜたり、絞り袋に詰めるのに使います。
あまり大きなものを選ぶと絞り袋にあんこを詰める時に奥まで入らないので小ぶりなものの方が扱いやすいかと思います。
100均でも手に入るので探してみてください
ここからはあれば便利というお道具の紹介になります。
カプラー
また出たよ・・・と思われるかもしれませんが、こちらも耳慣れない名前ですよね。
カプラーは簡単に口金を変えられるアイテムです。
説明だけでは分かり辛いと思うのですが、例えば同じ色を使用して2種類のお花を絞る場合には口金を変える必要があります。
そういう場合、絞り袋を2枚用意してそれぞれの口金をセットしたものにあんこを詰めて用意するというのは手間ですし使用するあんこの量も増えてしまいます。
ですがこのカプラーがあると一つの絞り袋に用意したので済みます。
使い方としてはまず先端を切った絞り袋にカプラーの基部を入れて、そこに最初に使用したい口金を取り付けておく。そしてカプラーの被せ(？)をしてしっかりと締めます。
2種類目のお花を絞る時には被せを外し、口金をとって次の口金に付け替えまた被せを締める、これだけです
お花絞りに慣れて、一度に色々な種類のお花を絞るようになると持っていても損はないアイテムだと思います
筆
お花絞りで筆を使うのとなるかもしれませんが、こちらも便利お助けアイテムの一つです。
用途としては気になる部分の修正や、花びらの角度の調整などに私は使っています。
「筆で修正をするなんて」とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はありだと思っていますのでお教室でも使用する場合があります。
食べ物を作る過程で使用するものですので、食品用のものをご用意されることをおすすめします。
スポイト
あんこの固さを調整する時に、加水するため使用します。
あんこの固さを調整するためのお水はアイシングクリームを作る時のように繊細ではありませんが、スプーンなどを使用して入れ過ぎた・・・となるのが嫌なので私はスポイトを使用しています。
他にも細かな点までみていけば色々なお道具が出てくるのですが、これらのものがあれば問題なくあんこのお花絞りが出来ると思います
レッスンの中ではアイシングクッキー同様に他にも色々ある便利アイテムをご紹介したりしています
ご希望・ご入用の場合はご自宅用のお道具をご用意することも出来ますので、お気軽にお問合せください
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